漫画実写化専用役者
FirstUPDATE2022.2.9
@Scribble #Scribble2022 #アニメ・漫画 #映画 #フィクション #からだ 単ページ 山崎賢人 体型 鬼滅の刃

一時期「漫画を実写化したかと思ったら、ほぼすべて主役が山崎賢人だった」なんて時期がありました。ま、たぶん、今はそこまででもないんだろうけど。

いや別に山崎賢人をディスるつもりはないんだけど、もし恋愛漫画の実写化とかなら今いる若手イケメン俳優でいいと思うのですよ。
ただアクション物ってことになると話が変わってくる。
アクション物に限らずスポーツ物なんかもそうなんだけど、とにかく、ほとんどの若手イケメン俳優は体格が貧弱すぎる。体格が貧弱だから「強い」ことにまるで説得力がない。冗談抜きに、バキバキの身体の役者で出演者を固めたら、まったく違うイメージになると思うんですよ。

これも一時期だけど、ジャニーズの若手がプロボクサー役をよくやってたけど、もう、ただ「細い」だけなんです。
そもそも「細いのにマッチョ感がある」とか「細いのに強そうに見える」って一番難しい。つか「それさえ演技力で乗り越えろ」とかハードルが高すぎる。
ヒョロガリ体型では仮に「超絶天才」って設定でも嘘臭くなりすぎる。つか本当の超絶天才なら「とくにトレーニングとかはしてないのに、それなりにバキバキ」でないとおかしいよ。

それこそね、ま、ただの予想だけど、そんな遠くない先に「鬼滅の刃」も実写化されると思う。
もしこれ、炭治郎や柱たちがその時代のイケメン役者でやったら見てられないと思う。炭治郎は小柄(って今の時代からしたらだけど)って設定ですが、小柄だからこそマッチョ感が余計に必要なんです。
ましてや終始裸体の伊之助とか、ヒョロガリがやったら同一キャラクターとさえ認識出来ない。じゃあ伊之助だけはマッチョ役者で、となったら他のキャラクターと整合性が取れなくなって伊之助が一番強そうに見えてしまう。

これは以前も書いたのですが、漫画の実写化にたいしてアタシは別に反対はしてないんですよ。
そりゃあこれだけCGが発展してね、漫画でしか無理と思われていた表現が映像でも可能になったんだから、やりたいってのはよくわかる。
正直、漫画の実写化の一番の問題は「漫画のテンポのままは実写映像化出来ない」ことなので、面白くするのは難しい。それも繰り返し書いてきました。
でも、せめて、一枚の写真っつーかポスターとかスチール写真とかを見てる分には「あ、すごい漫画を再現してる」って思わせて欲しい。
そのためにはCG云々の前に「役者の体型」なんですよ。

アクション物やスポーツ物でヒョロガリイケメン役者を使ったら、もうそれで終わる。その意識があるのかどうか。
イケメンを使うなってことじゃない。でもさ、マッチョ系イケメンを使おうや。つかこれから役者を目指している若手も「我こそは漫画の実写化に相応しい体型」を作ろうやと。
演技を極めるのは大変だし時間もかかるけど、徹底的に身体を鍛えてマッチョ化するなら、少なくとも演技力を鍛えるよりは早い。
演技力なんかね、どうでもいいんです。棒読みでも構わないし、そんなの一朝一夕では無理です。
それより「パッと見」ですよ。パッと見がゴリマッチョってだけで、仮に主役じゃなくても出演機会は絶対に増える。
何も鈴木亮平みたいにゴリマッチョ←→病的やつれを繰り返せってことじゃない。ゴリマッチョ化して出演を増やして(=経験を増やして)その間に演技力を高めて、もう若手と呼ばれなくなる頃に適切な体型に戻しゃいいんだから。

そういう「オレ、童顔なんでマッチョ化して炭治郎をやりたいからこの世界に入りました」なんて人が出てきてもいいと思うんだけどねぇ。







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