何度か書いていますように、アタシは昔の自分で書いたエントリを読み返すのが好きでね、いまだに過去エントリを改変したものを本サイト(Yabunira)にアップしていってるくらいでして。
2018年から翌2019年にかけて、アタシは今までの総決算として「15thAnniversary」なんてのをやってました。
サイトを開設した2003年から直前までの過去エントリの中で、とくに良く書けていると思えたものをさらにリライトしていったんです。
でね、その時から思っていたんだけど、とにかく2015年と2017年のエントリが圧倒的にクオリティが高い。
んでそれに続くのが2016年と2018年でして、つまりは自分の中で良エントリと思えるものはこの4年間に集中していたんですよ。
中でも2015年の2月がすごい。現在本サイトにアップしている、つまりリライトしたものだけでも4本もあり、一部使ったものが1本、今後リライト予定があるものが1本、と、この月全部で8回しか更新してないのに6本は「リライトの価値がある」と思えたんだから。
さらに前後一ヶ月もかなりすごくて、リライト済み、リライト予定のエントリが目白押しなのです。
だからまァ、もし「あくまでYabunira的に、一番調子が良かったのは」と聞かれたらノー文句で2015年2月前後を挙げる。
ただね、じゃあ、何でこんなに調子が良かったのか、まるで記憶にありません。
強いて言うなら<空白期>っつーか<停滞期>だったように思う。ざっと挙げれば
・2011年 人生初のイギリス&震災
・2012、2013年 イギリス滞在
・2014年 具体的には書けないけど仕事の大イベント
そうしたことが一段落したタイミングだったのは事実だけど、では一段落したら何で「インターネットにアップする文章のクオリティが上がったのか」は関連がなさすぎて詭弁すら出てきません。
つかね、結局<調子>なんてそんなもんなんですよ。
たまたまサイトのネタなんていうどうでもいいことをダシにしたけど、仕事であっても体調であっても、だから調子がいい、だから調子が悪かったってのは、ほとんどが後付けだと思う。
じゃあ、あの頃とまったく変わらないルーティーンをコナしたら再び絶好調になるのか、と言われるとわからない。
ぜんぜん関係ないけど、たしか燃えプロの88決定版だったかでバイオリズムの要素を入れたり、あとそれより何年前だったか(今調べたら1980年頃らしい)、天中殺なんてのが流行ったりね。
運を含めた好不調に何らかの法則性を見出したい、という欲望はずっとあるようだけども、結局それは可視化出来ないことなんですよ。可視化出来ないから、好調になるのをひたすら<待つ>しかないし、不調を脱するのを<耐へ凌ぐ>しかない。
そのことに「待てば海路の日和あり」と取るか「努力の放棄」と取るのか、まァどちらにも言えるけど、どっちにしろコントロールは無理だね。
今?あくまで「インターネットに文章を書く」ってことにかんして言えば、普通、かな。閃きまくってるってことないけど、何を書いても上手く書けないほどでもない。
でもさ、サイトを始めて18年。18年で厳しめで1ヶ月、メチャクチャ甘めで4年しか絶好調期間がないって。うーん、考えない方が良かったかな。