お湯をくれニャいか
FirstUPDATE2021.12.27
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久しぶりにアタシの愛猫である「ぽんぽこ」のことを書こうと思いましてね。ま、noteでずっと書いてたんでフォローアップの意味を込めて。

あらためて書いておきますが、ぽんぽこはいろいろ事情があって3年前から一緒に暮らし始めた猫です。
それまでも、仔猫の頃から<馴染み>ではあったんだけど正式にアタシの飼い猫になったのが2018年からだと。あ、もう一匹「くるくる」ってのもいるんだけど今回は割愛。

ぽんぽこが変わってるな、と思うのが、とにかく水分に異様な執着があるのです。
何故か牛乳とかにはほぼ関心がないんだけど、仔猫の頃なんか麦茶まで飲んでたくらいだから。
もちろん猫用に麦茶を入れてやるわけじゃないんですよ。普通に、人間が飲む用にコップに入ってるんだけど、それを手(前足?)で掬いながら飲むんです。


しかも妙な<こだわり>があるようで、猫用の器に入った水は飲まない。まったくじゃないけど「出来れば飲みたくニャい」という感じで。
要するに水道の蛇口から直接飲むのが好きなんです。なるべく新鮮な水を飲みたいのかなんだか知らないけど、わざわざ洗面台とかに案内までして「水を出してくれニャいか」と催促する。
いやいや、お前さん、器のを飲めよ、と思うけど、この辺は本当に頑固にこだわるのです。

基本的にはね、やっぱ冷たい水の方がいいみたいで、とくに夏とかは蛇口からの水ではなくあらかじめ冷蔵庫で冷やした水を好む。っても猫用器では飲まないので人間用のコップに入れるんだけどさ。
ただし「あったかい」のも嫌いじゃない。
もう慣れちゃったけど、最初、閉口したのはお風呂のお湯を飲みたがるのです。もちろん湯船に溜まってるヤツね。
何しろ人間の身体を浸すヤツなので清潔なわけがない。だから「これは止めとこうよ」と言ったんだけど、きかない。
しゃーないから手で掬ってね、ぽんぽこに差し出すと指先から垂れるお湯を必死になって飲むんですよ。
しかもこれがしつこいの。最低でも5分くらいは「お湯をくれニャいか」モードを継続する。だから湯船に浸かってもぜんぜんくつろげないでやんの。

で、終わる時が面白い。
たぶんお腹がタプタプになったんだろうけど「フンッ!」と鼻息を鳴らして、完全に「もうおミャえに用はニャい!」って感じなんです。
「クレージーの大爆発」って映画で、ラスト間際に松岡きっこが「もうお前に用はない」と平田昭彦に撃ち殺されるシーンがあるけど、まさにアレです。
あの映画、いくらなんでもメチャクチャすぎるってことでファンも評価に困ってるけど、このシーンはすごいわ。松岡きっこって一応ヒロインじゃなかったのか?クレージーも介抱するわけでもなくあっさり見捨てて行くし。

何の話だっけ?そうそう、お前さんのことを書いてたんだった。何だ?何か言いたいことがあるのか?