いやTwitterのサービスを開始してから12年ってことじゃなくて、アタシがアカウントを作ってから今日で12年、つまりアタシは2009年11月10日にTwitterを始めたってことか。
もちろんこんなこと、憶えているわけがない。ただ通知のところにそうあったから「ああそうか」と思っただけです。
でもね、これも何かのきっかけだな、と。というのもせっかくScribbleなんてものを始めて、今までとは少し違うことをやりたいと思っていたんですよ。
で、今日が12周年、ということならば、今日書いて今日アップするってのをやってみようと。つまりはリアルタイム更新です。
リアルタイム更新って何だか当たり前のことみたいですが、アタシにとってはまったく当たり前じゃない。
本サイト(やぶにら2003)もそうだしScribbleも、んで止めちゃったけどnoteもそうだったんですが、基本的にアタシは書いた文章を「一度寝かしてから」、つまり時間を置いた後にアップしているのです。
どれくらい<寝かせる>かはまちまちで、3ヶ月以上、下手したら半年くらい寝かせてからアップする場合もあるし、近々、そうね、一週間以内に書いたものでも時と場合によってはアップすることもあります。
ただ、書いたその日にアップってのはほとんどやったことはない。まったく、ではないけど、今まで書いてきたエントリの総数が3,000以上の中で、今日書いて今日アップの割合は1割にも満たないのは間違いありません。
何で寝かせるようになったか、これは理由はいろいろあるんだけど、寝かせた方が推敲の時間が取れるのでクオリティが上がりやすいってのがある。誤字脱字はともかく、いや誤字脱字って意外と意味は通じたりするんだけど、問題なのは「文章としてムチャクチャすぎて何を言ってんのかわからない」ってのはね、やっぱり避けたいんですよ。
ましてやそこそこの長さの文章になると、ひとつやふたつは意味不明のセンテンスが紛れ込んでいるので、そこを見つけるためにも<寝かせる>という行為が必要なのです。
ではTwitterの場合は?となると、Twitterはたしかに短い。何しろ140文字以内って縛りがあるから。
それでもね、気分的にはやっぱり寝かせてクオリティを上げたいってのが強いんです。
そうは言っても、それではTwitterのヨサが死ぬ。というかTwitterってね、文章としての完成度は求められていないと言うか、むしろ「脳内たれ流し」であればあるほど面白いんですよ。
でも、どうも、なかなか「脳内たれ流し」ってのが心理的に難しかった。それでも何度もチャレンジしてきた。
つまりTwitterを開設してからの12年は「脳内たれ流し」への苦闘の歴史なのかもしれません。
まァ、12年と言っても2017年から2020年の夏まではブログの更新情報を載せてただけで、純粋なツイートは約4年間ほとんどしていませんでした。
でも、やっぱり、もう一回Twitterをちゃんと活用しよう、と思い立ったのが2020年の夏。というのも、ここにきてついにTwitterの本当の面白さに目覚めた、と言っていい。
正直、一番熱心にツイートをしてた2013~2014年あたりに比べると、やっぱりTwitterそのものが大きく荒れている気はするんだけど、それはどうでもいいんですよ。
それよりも、後年になって当時の「脳内たれ流し」を読むのが面白いな、と。そうか、この頃アタシはこんなこと考えてたのかってのが如実にわかるから。
まァね、本サイトでもScribbleやブログでもある程度はわかるんだけど、ちゃんと書こうとしている分、当時のナマの心境とは乖離しているからさ。
だからアタシがTwitterを使うのは、正確にはTwitterというツールを使って脳内たれ流しをやるのは「後年のお楽しみ」のためです。リツイートやリプライの数よりもそっちのがよほど大事なんですよ。