さすがにScribbleにかんしては一回完結なのでそんなことは関係ないのですが、本サイトにかんしては「複数ページにまたがるエントリ」がいくつかあるわけで。
たぶんこれは人知れぬ苦労なんだろうけど、複数ページに分けるエントリって実はそこそこ面倒なんですよ。
本当に分ける必要があるのか、つまり分割する必要があるかは微妙なんだけど、あんまり1ページの文章が長すぎると著しく可読性が悪くなるだろうと思ってページを分けているのですが、たとえば総文字数が6,000文字としてね、1ページ目が1,000文字、2ページ目が3,000文字、3ページ目が2,000文字、みたいに極端にバランスを悪くはしたくないわけですよ。
やっぱ、可能な限り、全ページの文字数を揃えたい。6,000文字を3ページに分けるなら、理想は全ページ2,000文字になった方がキレイです。
ま、さすがに1文字も狂わず、は無理にしても、極力は2,000文字前後で収めたい、収めよう、とするのは普通だと思うんですね。
でもこれが面倒なのよ。マジで。
せっかくページを分けるのだから、ある程度区切りの良いところで「次のページに続く」としたいし、少年漫画誌じゃないけど、なるべくなら<次回への引き>を保った状態にしたい。でないと続きを読んでもらえないし。
そうは言ってもアタシの場合、何となくの全体の構成は決めてから書くけど、章立てしてるわけでもないし、基本的にはアドリブで書いている。だから思わぬところが膨らむこともあれば、逆にもっと書けるかな、と思ってたところが意外と書くことがなくて<あっさり>終わっちゃう、なんてことも多いわけで、なかなかね、調整が上手くいかないのです。
そんな中、演歌についてのエントリは自分でも奇跡的に上手くいったケースです。ちなコレ↓
何となく、1回目は演歌の<興り>の話、2回目はデータで見る演歌がメジャーになるまで、3回目は演歌の衰退、という構成を決めて、わりと自由に書いていったら偶然、良い感じに似たような文字数になった。
そうは言っても、厳密に言えば1ページ目が5,311文字、2ページ目が4,926文字、3ページ目が5,086文字で、最高300文字近い差があります。
ま、目方でドーン!ではないけど、目分量でそこまで厳密な数字を考えながら書けるわけもなく、これでも相当上手くいったケースなんです。(現注・現在はリライトして全4ページになってます)
これが失敗したら、まァたいていは失敗なんだけど、上手く調整してやる必要がある。
あきらかに少ない文字数のページは記述を足して、逆に多すぎる文字数のページは記述を削る。でもさ、削るに削れない、これ以上削ったらエントリの意味をなさない、なんてことは往々にしてあるし、記述を足すと言ってももうこれ以上足すことなんて何もない、何を足しても蛇足にしかならないことも多くてね、つか必要なところを削って蛇足を足してたんじゃあ、それこそ何のことかわからないですから。
だから「極端な差でなければオッケー」って自分に言い聞かせているんだけど、気になるものは気になる。なるべく差をなくしたいって欲望が消えない。
たぶんこれは性格なんだろうなぁ。アタシはいい加減だし、まったくセンシティブではない。だからエントリのテーマもバラバラだしね。
でも何故か、文字数にだけは異様にこだわってしまう。Tumblrでやってた時なんか自分で800文字縛りとかやってたし。
だからこそ、Scribbleにかんしては、それを止めようとしている。文字数縛り一切なしにしようと。アーカイブを極力残さないって方針だから、ま、文字数は別にいいかなって。
あ、↑この時点でほぼ1,500文字か。じゃあそろそろ終わるか。って結局は気にしてんじゃん!