Twitterカードの問題を解決する
FirstUPDATE2021.10.28
@Scribble #Scribble2021 #Twitter #やぶにらこぼれ #プログラミング 単ページ Twitterカード

Scribbleの短所というか、アタシ的には長所、ま、公平に見たら特徴だと思うのですが、Scribbleは画像の扱いをまったく考慮していません。しかしね、それではあまりにもTwitterカードが寂しいと。

いつから実装されたのかは知りませんが、Twitterには「Twitterカード」という機能があります。
昔のTwitterは本文にリンクを書いてもURLアドレスの文字列がそのまま表示されていました。しかしこれはあまりに殺風景です。しかも短縮URLの場合、リンク先が何のサイトなのか何もわからない。ということは不親切にもつながるわけで、コワくて簡単にリンクを踏めない、なんてことにもなっていた。
そこで、かは知らんけど、とにかくTwitterカードという機能が実装された。
URLアドレスを書けば、リンク先がどんなタイトルでどんな内容かが簡単に確認出来るようになったわけです。
例えば、↓こんな感じ。


Twitterカードをタイムラインに表示させるためには各サイトの対応が必要になるのですが、大手サイトや大手ブログなどは大抵Twitterカード機能を実装している。もちろん有名サイトでも何故かTwitterカード機能が未実装なところもあるんだけどね。
実際、コイツに対応してるかしてないかでタイムライン上での見え方がまったく違う。だから「Twitterにリンクが貼られる」ことを考えるなら絶対に実装しておきたい機能なのです。

アタシもこれは時代の流れだな、と思って、2020年10月のリニューアル時に、本サイトの各エントリをTwitterカード対応にした。
正直、かなりめんどくさい。しかもYabuniraのような本当の意味でのレスポンシブではない、まァ似非レスポンシブサイトでやるのにかなり手こずったんだけど、まァ、何とか対応出来たって次第です。
だから当然のように、ScribbleでもTwitterカード対応にしようと思ったんだけど問題が出てきた。
それは画像がないのです。

最初にアタシは「Scribbleは画像の貼り付けを考慮してない」というようなことを書きましたが、まァね、画像を貼り付けるのは別にいいんですよ。というかあんまり配慮はしてないだけで一応画像表示にも対応はしている。
一番面倒なのは<毎回><絶対に><カバー画像となる>画像を用意しなきゃいけないことで、各エントリ毎にエントリの内容に合わせた画像を探して、加工してってのが果てしなく面倒くさい。だからnoteも嫌になったんだから。
Scribble上で画像なしはぜんぜん構わない。でもエントリ毎の画像がないってことはTwitterカード用の画像もないことになってしまうのです。
それでも最初は全部Scribbleのロゴの画像にしようと思ったんだけど、それだとワンパターンすぎるし、画像を見てもどんな内容かさっぱりわからない。
かといって毎回毎回画像を用意するのは嫌なので、せめて内容に合ったイメージ画像みたいなのを表示させようと。

そこで考えたのが「ファーストハッシュタグから画像を導き出す」という作戦です。
導き出すなんて大仰だけど、例えば最初のハッシュタグが「#インターネット」ならばTwitterカードに載せる画像もインターネットっぽいイメージにする、と。
この作戦なら自動で出来る。あらかじめ画像が用意されてるのしかファーストハッシュタグには使えないけど、ある程度種類を用意しておけば「使い回し感はゼロではないけど、とにかく毎回同じ画像ではない」くらいにはなります。

手間暇を減らすために毎回画像の用意なんかしたくない。でもTwitterとの連携を最大限に考えて、Twitterカードを寂しいものにしたくない、となったら、もうこれしかない。
Scribbleは「超簡単更新」と「Twitterとの徹底連携」をお題目に作ったのですが、このふたつは相反することも多い。
それでも妥協点を探って、現時点の落とし所はかなり良い線いってると思います。正直、そんじょそこらのSNSやロングTwitterサービスなんかより、よほどTwitterとの連携は完璧にとれていると自負しています。

これ、基本的に全部ローカルでやるからサーバの負荷も少ないし、マジでどっか、こんなサービスをやればいいのに。