えと、2019年からだったかな、それまでのiPhoneからAndroidに乗り換えましてね。
と言ってもiPhoneが嫌になったから、とか、Androidが素晴らしかったから、でもない。
これまでもずっと言ってきたのですが、アタシの基本的な考え方とした
・iPhone=実用品
・Android=実用に使えんこともないオモチャ
っていうふうに考えている。
アタシはね、Androidの実用にも使えんこともないオモチャってのは評価しているのですよ。何しろアタシはWindowsMobileなんていう、どうしようもないレベルのバギーなのを必死でカスタマイズしながら使ってきた人間なので、オモチャをカスタマイズして実用<ふう>に使えるようにするのに楽しみを覚える方ですから。
ところが、少なくとも2.3くらいまでのAndroidは個人的にはWindowsMobileレベルで、いや無茶をしなければまだ何とか使えたWindowsMobile以下でさえあったと思う。
それが4.0くらいからかなりマシになってきて、たぶん8.0で「まァ、これならギリギリ実用でイケんこともないんじゃない?」くらいになった。
それでも安定感はiPhoneにずっと劣ると思うけど。
Androidはカスタマイズに優れるなんていうけど、ホーム画面にウィジェットが置ける程度のカスタマイズではどうしようもない。
それよりも通知を取り逃したり、肝心な時にフリーズする不安定さではウィジェットくらいでは取り戻せないほど致命的だと思ってて。
それにAndroidは本当にロクなアプリがないなと。数は多いかもしれないけど、広告だらけだったり、iPhoneと同名のアプリでもやたら機能が少なかったり、ね。
とくにテキストエディタとRSSリーダと音楽再生アプリあたりは本当にロクなのがないんです。
他は、今日のところは置いておいてRSSリーダの話をします。
一応、iPhoneから使っていたMarimbaってのがAndroid用もあるんだけど、これ、いわば「iPhone用の機能制限版」レベルでして、バギーだし見れないサイトがかなりある。しかも使ってるとどんどん重くなる。で、重くなると本体を再起動しないとどうしようもない、という。
正直馬鹿馬鹿しくなって、ついにRSSリーダを自作してしまった。
といってもアタシはアプリ開発なんか出来るわけがないんだけど、ま、これについては今後書いていきますが、Androidには全く無名の素晴らしいアプリがひとつあるんです。
その名も「Automagic」。
一応、TaskerやMacrodroidあたりの自動化アプリってカテゴライズされてるみたいだけど、これはフロー形式の簡易スクリプトだと思う。
TaskerやMacrodroidに比べたらややこしいというか、一応コーディングの知識はいるのですが、やれることは圧倒的に多い。だから、あくまで<簡易>ではあるとはいえ、RSSリーダも作れてしまうのです。
手順はわりと簡単。RSSのアドレスを渡して、それをAutomagicで解析して簡単なHTMLにしてやる。ま、それだけなんですが、具体的な話はまた今度。今度ばっか。
でもとりあえずはAndroid用Marimbaよりははるかに使い勝手がいいし、たんにモバイルサイトを表示するだけなので「見れない」サイトなんてない。何よりずっと使ってても重くなることがないからストレスがないのです。
今後のために書いておきますが、ロクなアプリがないAndroidで「Automagic」と「トータルランチャー」は三種の神器ならぬ二種の神器です。とにかくこのふたつがあったおかげで、アタシは何とか「ま、Androidでも、いいんでない?」と思えたんだからね。