超高画質活用方法
FirstUPDATE2021.3.17
@Scribble #Scribble2021 #映像 #AV #YouTube 単ページ ユーチューバー 8K 超高画質 定点カメラ バーチャルウィンドウ ライブストリーミング配信

完全にやるやる詐欺になっていますが、一昨年の秋にYouTube参戦を表明しておきながら、いまだに実現出来ていないわけで、ま、もちろんコロナの影響なんだけど、そんなのただの言い訳ですから。

ただYouTubeをはじめるにあたって協力者といろいろ議論はしておるのですが、画質で言えばフルHDで十分じゃないかという結論になっています。
画質は解像度が高くなればなるほど良くなるかというとそんなことはない。実際、ハリウッド映画なんかをフルHDで見たら十分高画質ですからね。
結局は画角とライティングが重要だって話でして、ま、それこそ素人機材と素人技術と素人センスでどうにかなるもんじゃあ、ないんだけどさ。

それでもユーチューバーの動画はどんどん4Kに向かっている。主要はユーチューバーはみんな、とは言わないけど、やっぱ、これからは4Kで撮らなきゃ、みたいな空気は充満しています。
4Kともなるとカメラも、いやむしろカメラはね、スマホでさえ4K撮影に対応しているものも多くなってるので、そこはたいした問題ではない。
しかし、編集ですよね。これだけはハンパではないマシンパワーが必要になる。んなことに労力を費やしているユーチューバーには感心すると同時に「よーやるわ」という気持ちもあるわけで。

ま、さすがに、将来的には、そうですね、あと10年以内には、ほとんどのユーチューバー動画は4Kになってると思うのですが、ではその次、となると、もう解像度競争にはならないと思う。
次のゲームチェンジャーはどう考えてもHDR(ハイダイナミックレンジ)で、つまり焦点が<色域>に移ることは確実です。
それでも、いつかは8Kとかになるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、アタシはならないと思うんですよ。

8K画質を存分に味わいたければ、生半可なサイズのテレビでは無理で、となると住宅事情の悪い日本でそこまで大画面のテレビが流行るかというと流行らないと思う。
これが画面サイズがデカければデカいほど良い大型ビジョン、つまりは公共施設に設置されるような場合は8Kは有効かもしれませんが、一般家庭では8Kなんて宝の持ち腐れになる。

じゃあ、8Kは意味がないか、我が国の一般家庭に8Kが入ってくることはないのか、となると、ひとつだけ可能性がある。
それがバーチャルウインドウです。
パッと見、ただの<窓>なんだけど、いわば<窓型ディスプレイ>で、実は映像が流れている、というね。
これ、定点カメラのライブストリーミング配信なんかと組み合わせると相当面白い、という想像は容易に出来ます。
現時点でもバーチャルウインドウは発売されているけど、現行のものはやはり画質が足りない。なんたって<窓>なんだから、現実と寸分違いがないと思わせれば思わせるほど良いわけです。

映像を見ている感覚を極力後退させて、あたかも現実の風景かのように脳を錯覚させることが必要なバーチャルウインドウにかんしては、8Kも、HDRも、240fpsも活きてくる。
というか、将来的にはマジモンの<窓>はなくなるんじゃないかとさえ思う。防犯上その方が安全だし、ライブストリーミングではない「本当に家から見た景色」を映し出すのも窓の位置にカメラを設置しておけば問題ない。
もちろん、そうなると今度は換気とか湿気とかの問題は出てくるけど、全窓をバーチャルウインドウにするレベルの家ならその辺もクリア出来るだろうし。
あ、ついでにどっかのメーカーが開発した天窓風照明を併設すれば完璧です。

しかしこんなことが実現したら、想像するだけでも本当に楽しい。つかオラ、ワクワクすっぞ。
自宅があたかもニューヨークの高層ビルの一室に思えたり、アタシで言えばロンドンのフラットに住んでる気分になるのなら、昨今のような「気軽な外出がはばかられる」世の中になっても鬱屈としなくて済むかもしれないわけで。

となるとあとはコストだな。
実際、<8K><HDR><240fps>の3x6板(だいたい80インチくらい)のディスプレイが一枚1万円くらいまで下がらないととてもじゃないけど全窓をバーチャルウインドウに替えるなんて出来ないもん。







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