姪っ子にとったらこんなアタシでも一応は叔父さんになるわけで、何かクリスマスプレゼントを贈ろうとね。

とはいえ、何しろ姪っ子が住むのはケンブリッジ、つまりイギリスです。となったらたかがクリスマスプレゼントを送るにしてもこのご時世ではコトは簡単じゃない。
昨年（現注・2020年）の秋くらいだったかに一度イギリスに荷物を送ったんだけど、いつもの数倍の送料で（たいした量じゃないのにン千円）、しかも異様に時間がかかる。ま、たしかに遅れる時は多いけど、それでも通常時なら2週間もあれば着くのにふた月近くかかりましたからね。

そして、最近になってさらにイギリスの状況は悪化した。ロックダウンの影響なんだろうけど、イギリス国内toイギリス国内でさえ荷物の遅配＆不達が頻発しているらしい。実際、姪っ子の母親、つまりはアタシの妹なのですが、に聞くと配送完了になってるにもかかわらず届かなかった荷物がかなりあったそうな。
こうなるともう日本からイギリスへ荷物を送るのは避けなきゃいけない。

でも、たったひとつ、姪っ子にクリスマスプレゼントを届ける方法があるとするなら「Amazon UKで買う」という方法です。
これならイギリス国内にあるAmazonの配送所から直接姪っ子宅に届くので、遅配はともかく不達の可能性は減るし、時間も日本から送るのとは比べものにならないだろう。んで、馬鹿みたいに高い送料も必要なくなる、という寸法です。

アタシは半年ばかりイギリスっつーかロンドンに居住していたことがありますが、その頃は何故かAmazon UKは使ったことがなく、今回Amazon UKを使うとなってアカウントを作った。つまり、そのくらいの「Amazon UK初心者」です。
もちろん日本のAmazonは数え切れないくらい使ってるし、いくら英語が苦手といってもさすがにショッピングサイトの英語くらいはわかる、とタカをくくっていたのですが、本当に苦労した。

今回、先方の指定で姪っ子の家ではなく姪っ子の父親（アタシの義理の弟）の職場に送って欲しいって話だったのでそこを送付先にしようと思ったんだけど、これがぜんぜん上手くいかない。何というか、アドレス（住所）とポストコード（郵便番号）が一致しないのです。
個人宅ならともかくわりと大きな企業なのに、こんなズレがあるわけがない。なのに何度やっても上手くいかない。

散々やって、何とか送付先を登録出来て、ブツを購入した。
しかしここで終わらない。ステータスは間違いなく水曜日付で「Delivered（お届け済み）」になってるのに、姪っ子に確認したら届いていない、という。
こうなったら一度キャンセルして、ロックダウンが終わった後、いやある程度コロナが収束してイギリス国内での郵便事情が回復してから再度購入するしかない。
ただ「荷物が届いてない状態でキャンセルする」やり方がわからない。
アタシもいろいろ調べたけど、英語の弱いアタシではラチがあかず、妹にいろいろ調べてもらった。すると

購入者（つまりアタシ）がAmazon UKに電話で直接問い合わせるしかない

ということらしい。
アホか、んなもん無理に決まってる。ま、経験がおありな方ならわかってもらえると思いますが、電話での英会話って実際会っての英会話より10倍は難易度が高いのです。
実際会ってでさえ、エッチラオッチラコミュニケーションがギリギリ成立するレベルの英会話力のアタシが電話で「現在の状況」と「今後どうしたいか」を伝えるとか絶望です。
幸い、妹が尽力してくれて何とかなりそうにはなってるんだけど、それにしてもなぁ。

姪っ子に喜んでもらえるようにプレゼントを贈って、その結果が姪っ子はプレゼントが届かない＝期待させるだけさせられただけ、妹には手を煩わせただけ、ってのは。
ま、こんな誰も得しないプレゼントもないって話でして。

えと、このエントリから2021年10月11日までのエントリは、当時やっていたnoteに書いていたものです。 noteはちょっと、自分の力量を超えて趣向を凝らしすぎたために大半はScribbleからはオミットしたのですが、ま、何とか、多少の手直しをすればギリギリ大丈夫そうなヤツを選んでアップしております。 ちょっと長めのも混じってるけど、それは勘弁してね。

@Scribble #Scribble2021 #体験 #イギリス #コロナ 単ページ AmazonUK プレゼント 不達 ロックダウン PostScript #2020年代 #クリスマス note

Copyright © 2003 yabunira. All rights reserved.