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以前「孫悟空」という1940年製作の映画について書いた時に「戦前エノケン映画のベスト3は「エノケンの魔術師」「エノケンの誉れの土俵入」「エノケンのざんぎり金太」」としました。(以下「エノケンの」省略)
「魔術師」の監督は木村荘十二、「誉れの土俵入」の監督は中川信夫なのでアレとは無関係だけど「ざんぎり金太」の監督は山本嘉次郎なのでアレ関係ってことになる。
んで<アレ>ってのは要するに黒澤明が関係していたかどうかでして、つまり黒澤明が関係していたおかげで今回「黒澤明DVDコレクション」で「ざんぎり金太」がDVD化されたと。いやぁ、めでたいめでたい。
以前「東宝クレージー映画の中で最初に薦めるとするなら「日本一の色男」」と書いたけど、「ざんぎり金太」は「日本一の色男」にあたる作品だと思う。
「ざんぎり金太」を見てハマれないなら、たぶん戦前のエノケン映画(いや戦後のなんてなおさらだけど)にハマる可能性はゼロだと思うし、逆に面白かったと思うならエノケン映画に興味を持ってもらえるはずです。
喜劇映画らしい逆転の発想もあるし、挿入歌も豊富。一応とはいえエノケンの<追っかけ>もあるしね。
アタシはまったく見たことがないんでよく知らないんだけど、たしか「鬼滅の刃」って舞台設定が大正時代なんですよね。ならば「ざんぎり金太」は、まァ大正時代ではなく明治時代だけど「鬼滅の刃」が好きなら「別角度のその時代」ってことで入りやすいのではないかと。
てなわけで、このエントリを読んで少しでも興味を持ったアナタ、発売は8月25日です。
アタシと一緒に「♪ ジィさん酒飲んで酔っ払って死んじゃった~!」って歌いましょう!