生きとし生けるもの
FirstUPDATE2020.8.12
@Scribble #Scribble2020 #夏 #ネガティブ 単ページ 田舎

毎年この季節になると某巨大掲示板(まとめサイトも含む)に「田舎の夏(というか夏休み)」に思いを馳せる、みたいなスレが立ちやすい。

アタシ?いやああいうのは想像するだけなら楽しいかもしれないけど、そこまでのド田舎で夏を過ごしたくないなぁとしか思わない。
そもそもアタシは典型的な都会好きの田舎嫌いですし、間違っても田舎の人間関係に馴染めそうもない。
でもそんなの一切抜きにしても、田舎の夏なんてあんまりいいもんじゃないと思う次第で。
話を田舎に限定しなくてもね、何度も書いてきたように、アタシは重度の昭和ヲタですが、ま、これも書いたことがあるかもしれないけど、もしタイムスリップが出来るとしても短期の旅行ならともかく完全に移住しようなんて思わない。
それはネットがないから、なんてことじゃないんですよ。

田舎にしろ昭和(1960年代以前)にしろ、アタシが旅行以上のものを求めない理由、それは<虫>の問題があるから。
言っときますがアタシは虫を触れないなんてことはありません。つかわりと平気な方です。
ただ田舎だったり昭和だったりってあからさまに攻撃してくる虫がいっぱいいるんですよ。
わかりやすい例で言えば蚊ですが、草むらの間のあぜ道とかその手のスレではお馴染みの光景だけど、あんなとこ素で歩いたらいったいどれだけ虫刺され跡が出来るか。

そもそもの話だけど、何で現今のような住宅環境が育まれていったか、そういうのを舐めちゃいけない。
と同時に虫は虫で生きる権利がある。だから「田舎のノスタルジックな光景はそのままに、虫だけを死滅させろ」なんて通用するわけがない。
アタシだって先方に攻撃の意思があるとなったら敵対するけど、遠い田舎で静かに暮らすなら、その環境は守ってやんなきゃな、と思うもん。

田舎も昭和も写真で見るだけなのがね、お互い穏やかにやれる方法だと思うんだけどね。







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