江川卓プロ初登板の話
FirstUPDATE2020.8.10
@Scribble #Scribble2020 #プロ野球2020年 #1970年代 #子供の頃 #ラジオ 単ページ 江川卓 イースタンリーグ 中継

最初に断っておきますが、このエントリはメチャクチャ中途半端になります。それでも書き残そうと思ったのは、今書いておかないと忘れてしまうと思ったからで。

江川卓のプロデビュー戦のことは何度も書いたし「レッツゴー!マイク」ってな長文エントリさえ書いています。
しかし今回アタシが残したいのはその話じゃない。
江川騒動の顛末を語る気はありませんが、とにかく江川は阪神から巨人にトレードされることになった。しかし同時にペナルティも課せられており「1979年5月いっぱいまで公式戦の登板はまかりならん」というパージが付いたんです。

ただし(正確な日はわからんけど)5月に入ると「公式戦<以外>の登板」の許可が出た。ま、ファームの試合は公式戦ではないので登板が許され、5月18日、後楽園球場で行われた日本ハムファイターズ二軍戦でプロ初登板を果たします。
その頃アタシは剣道を習っており、道場の帰りに何気なく道場近くのスポーツ店に立ち寄ったのです。
するとラジオ中継をやっていた。でも贔屓の阪神の試合じゃない。巨人戦です。
でも、どうも様子が変で、よくよく聴いてると二軍の試合、つまり江川の初登板の試合だったんです。

たぶんこんなことは空前絶後だと思う。
関西で、二軍の巨人戦を、しかもナイターをやってる時間にです。そんな試合をラジオとはいえ中継するなんて今後もまずないと思う。
アタシはかれこれ1時間はそのスポーツ店にいたと思う。要するにラジオに聴き入ってしまった。何しろラジオだからどんな球を投げてるかはわからないんだけど、あの、江川が、投げてるってだけでその場から離れられなくなってしまったんです。

話はここで終わり。何のオチもなくて申し訳ないけど、今後このテキストを長文のパーツに使う可能性もゼロじゃないんでね。
兎にも角にもごめりんこ。







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