田澤純一が独立リーグと契約したという話題がありましたが、そういや（いわゆる）田澤ルールって田澤純一本人には適用されないんだよなぁ、とか考えてる時にね、ふと思い出したわけで。
何を思い出したかというと、話は突然変わるようですが「コボちゃん」の作者である植田まさしは「フリテンくん」で売れるまで、ひとコマ漫画やキャラクターに縛られない4コマ漫画を描いていました。
その中のひとつに堤義明とおぼしき人物が「タツノのライオンズ入団は絶対にありません！」と記者会見してるコマがあったのを思い出したっつー。
この当時、アタシは子供だったからね、堤義明が本当にこんな会見をやったのかおぼえてませんが、タツノと西武の間に何かあるのか裏取引があるのではないかと噂されたのはうっすらおぼえています。
デレク・タツノと田澤純一は真逆と言ってもいい。
田澤純一は日本育ちの純日本人がメジャーに直接行ったケースですが、タツノはアメリカ育ち（厳密にはハワイ育ち）の日本人。ドラフトでレッズに指名されるほどの注目選手でしたが、何故か本人は日本のプロ野球行きを希望したため話がややこしくなった。
大学卒業の年にパドレスに指名されたけどこれも拒否し、これこそ本当に何故か、なんだけど社会人野球のプリンスホテルに入ったんです。
日本のプロ野球ならともかく何故に社会人チーム？しかも堤義明が発言したことでもわかるように西武ライオンズもプリンスホテルも同じ西武（正確にはコクド）系列。
この時は結局タツノのライオンズ入りは実現しませんでしたが、この後本当にライオンズはプリンスホテルを＜隠れ蓑＞に使ったことがあるので、話としては実現しても何らおかしくありませんでした。
ま、結局タツノはメジャーで大成せず騒動も忘れ去られたけど、思えば根本睦夫が中心となった「寝業」はこの出来事があったから本格化したのかもね、と思ったり。
突然タツノのことを思い出した
FirstUPDATE2020.8.3
