昔、鶴瓶がしゃっくりが止まらなくなった時にアーちゃん(師匠である笑福亭松鶴の奥さん。どうも正妻ではなかったらしい)から突然「なすびの色は!?」と聞かれて「む、紫」と答えると何故かしゃっくりが止まった、という。
てなことをつい書いてしまいましたが、本当はこんなネタは書かない方がいい。こんな過疎ブログで書いても影響力はないだろ、と思ったから書いちゃったけど、こういうのはね、知らない方が<効く>と思うんですよ。
実際なすびの色ネタがどれほど知名度があるのかわからない。ただ知人は知っていて、しゃっくりが止まらなくなった折にアタシに「なすびの色を聞いて!」と叫んでたけど、これは効くわけがないんです。
しゃっくりはビックリしたら止まる、と言いますが、なすびの色ネタはまさにソレなんですよ。
「え?え??何でこのタイミングでなすびの色を聞くの?」みたいな感じで脳が混乱する。そこが重要なわけで、「紫」という答えに意味はない。つか紫という言葉のどこかにしゃっくりが止まる<仕掛け>があるわけじゃなくて、答えとしては赤でも青でも緑でもいいんです。
しかしさ、アタシもなすびの色ネタに代わる「唐突すぎてビックリする質問」を考えたけど、これは難しいわ。というかなすびの色ってのは完璧すぎる。
これが「誰しも答えられない質問」なら、答える前に「何言ってんだコイツ」となるし、走ってるクルマとか目の前にあるブツの色を問うてもね、ちょっと意味がありそうでビックリはしない。
いや仮に麻婆茄子を食べてる時でさえ「何で<色>?」と思うし、同じ野菜でもトマトやキュウリではダメなような気がするんですよ。
ま、もう日本ではそこそこ有名だから効きそうにないけど、ガイコクならまだイケるかもね。
みんなもとりあえず、しゃっくりの止まらないガイコクシンを見たら「What color is the eggplant?」と聞いてみよう!