何度も書いてるようにアタシは「鶴瓶上岡パペポTV」のヘビーリピーターなのですが、1997年頃のパペポを見てると(正確には聴いてると)やたらに「2008年の大阪オリンピックは」みたいな話が出てきます。
数年前、まさか2020年に東京でオリンピックが開かれない事態になるとは誰も予測出来なかったでしょうが、大阪オリンピックは「誰も本当にやることになるとは思ってなかった」と思う。横浜と競り合って「国内での」候補地として認定されただけでIOCで決まった話じゃない。つか北京にボロ負けしている。(最下位の得票数)
どうもそこまで本気じゃなかったというか、ロビー活動等も熱心ではなかったといいますし。
でもね、今になって思えば、これは絶対にやるべきだったというか、もっと本気で勝ち取るべきだったと思うんですよ
すべては結果論ですが、日本経済はリーマンショック→東日本大震災でボロボロになってしまいました。んでジワジワとアジア圏に技術が流出しまくったのも響いた。
けどね、もし基盤が盤石ならもうちょっと持ちこたえたような気がするんですよ。
思えばバブル崩壊後、あれだけ不景気やなんやと言われながらも、今の基準なら10年近くは持こたえたと言えるはずで、たしかにバブル期は膨らみ過ぎたのは過ぎたけど、最終的にはバブル期前よりもちょっとだけ後退した、くらいで済んだ。
それ以降もなだらかに落ちていきますが、もし一発逆転を狙うならリーマンショックが起こる直前の2008年がラストチャンスだったんじゃないかと。
何でもそうですが、事態が悪くなってから回復させるのは至難なんですよね。だったら可能な限り膨らむだけ膨らんでおいて、悪化して元に戻るって方が簡単です。
ま、そこまではわからないわな。だから結果論でしかないけど、どうも、戯言に近い大阪オリンピックがひとつの分岐点だったと思ってみたり。