中村雅俊も「ふれあわない」を歌わないとしょうがねぇわ
FirstUPDATE2020.7.13
@Scribble #Scribble2020 #性 #コロナ #電脳 単ページ 筒井康隆 短編 20000トンの精液 バーチャルセックス 潔癖 濃厚接触

野球ネタがないのでこんなネタなのはいいとして、何ちゅうタイトルだって感じですが、まァタイトルなんか何でもいいんですよ。

さて、筒井康隆の短編に「20000トンの精液」ってのがあります。
バーチャルセックスを描いたものとしてはかなり早いと思うのですが(1970年に書かれたものらしい)、こんなSF的なことが本当に起こりそうでね。
いや、技術的なことで「起こりそう」な気配は微塵もない。VRにもセックスが題材の、もっとはっきり言えばVRアダルトビデオもあるけど、正直バーチャルセックスとは距離がありすぎる。現時点ではまだ<性行為>ではなく<自慰の補助>でしかありません。

でもね、これだけ「他人との接触」に神経質な世の中になってね、いやそれはもうしょうがないんです。でも必ず「他人との接触=悪行」としたがる輩が出てくる。自分が他人と接触するのが苦手だから以外の理由もなくね。
セックスなんていわば「他人との<濃厚>接触」の究極形態じゃないですか。それをいいことに、セックス=非人道的、みたいになったら、マジで人類が終わる。もちろん必要以上に未来に悲観して、子供を作ること=非人道的、となっても、やっぱり人類が終わる。

ま、さすがにそれは大仰かもしれないけど、もしかしたら「セックスにデメリットがある」という最初の事例なのかもしれないなと。
んなことを書けば「伝染病なんか昔からいくらでもある」と反論されそうだけど、スペイン風邪でさえ今から100年前ですよ。
その後も、とくにエイズとかは伝染には性交渉必須とまで言われたけど、大半の人は「関係ないだろ」と笑っていたから。
ところが今回ばかりは「関係ない」で押し通せる人はいないと思う。それだけ情報過多な世の中になったんだから。

でもなぁ。アタシもたいがい他人との接触は苦手な方だけど、にも関わらず良い傾向とは思えないんですよねぇ。







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