料理は興味
FirstUPDATE2020.3.28
@Scribble #Scribble2020 #食べ物 単ページ 餃子の王将 鶏の唐揚げ レシピ

以前、えと去年(現注・2019年)だったかに「餃子の王将の唐揚げにハマってる」みたいなネタを書いたことがあるのですが。

その時も書いたけど、王将の唐揚げは鶏のむね肉なのにまったくパサついておらず、でもさっぱりしてていくらでも食べられるんですよね。
でね、これ、家でも作れるんじゃないかと思ってね、やってみたんです。どうもショウガがポイントだな、と思っていろいろ試行錯誤したら、かなり王将唐揚げに近いものが出来た。
ついでに言えば、王将唐揚げからかけ離れるのを覚悟でショウガの量を増やしたらさらに美味さがグレードアップするのもわかった。もはや王将唐揚げらしさはないけど、鶏のむね肉の唐揚げ、と考えれば、これは相当なレベルになったぞ、と。

料理ってね、あ、料理ってもそんな立派なモンじゃなくてあくまで家庭料理、いや誰かに食わせるとかじゃなくて自分ひとりが食って美味いレベルの話ね、ならば、レパートリーを増やしたり、味のランクをひとつでも上げるのに必要なのは「食への興味」の一点だけなんですよ。
外食した時に「これ美味いけど、美味さの<カンドコロ>は何なんだろ?」と考えること、これがあるかないかじゃないかと思うんです。

別に<カンドコロ>が当たってようが外れてようが、それはいいんです。んなもんド素人がやすやすと当てられるわけがないし。
でも<カンドコロ>を<考える>ことは非常に重要で、しっかり考えたらね、仮に再現に失敗しても「ひとつの料理」として外れたものにはならない気がするんです。
自分が今まで食べて美味かったもの、それのカンドコロを探って再現を試みる。もうこれだけで飛躍的にレパートリーは増えるし、テクニックっつーか<コツ>の手立てが増えるはずです。

クックパッドとかレシピを見て作るのも悪いとは言わないけど、それよりも<カンドコロ>を探る方が絶対上達するよ。マジで。







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