あいあい、ショートコント始め、いやブログを始めます。てな感じでね、何のことか急に昔のアンガールズのコントが懐かしくなっていろいろい見てみたりしたわけで。
2004年6月5日、というと、もう16年も前の話ですが、この日のエントリにアンガールズのことが書いてある。我ながら上手い表現だな、と思ったのは彼らのショートコントを「「描きかけの4コマ漫画」というか。「面倒になって3コマ目で描くのやめちゃった」みたいな」と評しているところです。
ふたりともあんな体型なんだから、結局何にもしない方が面白い。かといってホントに何もしないと<芸>として成り立たないので、途中までやる、と。
上記エントリに普通のコント(つまりショートコントではない長めのもの)はつまらないとも書いてあるんだけど、仮に爆笑レベルのネタであっても何かやればやるほど<素>の可笑しさが消えてしまうので、トータルで言えばマイナスになってしまうっつー。
だからね、本当は一切芸なんかせずに、ふたりでただボーッと客席に向かって突っ立ってるのが一番面白いんだろうなと思う。
いやね、最近つとに思うのは似非お笑い評論家がよく使う「芸で笑わせる」という言葉の胡散臭さです。
人は芸でなんか笑わないよ。これははっきりしてる。より大きな笑いをコンスタントに高めるのに芸は有効だけど、フラがない人が何をやっても笑えるわけがない。つまりゼロにいくら<芸>で何倍掛けてもゼロのままっつー。
どれだけ高度な芸でも面白いネタでもフラがなければまったく笑えないし、ただ突っ立ってるだけでもフラがあれば笑えるんだから。
けどまあ、このフラってのが厄介なシロモノでして、後付も一応可能だし朽ちて消える可能性もあるからね。
だからね、ハイ、ジャンガジャンガ(略