紙とエンピツがあれば何とかなる
FirstUPDATE2020.2.12
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もちろん紙とエンピツなんてアナログなもんでなくてもタブレットでも電子ノートでも、そこにはこだわってないんだけど、ま、それでもベストが紙とエンピツだと思うわけで。いやエンピツかボールペンとかはさすがにどうでもいいけど。

アタシは2012年に半年ほど語学留学のために(ってことにしておく)イギリスはロンドンに滞在していました。
その結果、見事に英語が喋れるようになった、ならばこんなエントリは書かない。早い話が今もほとんど喋れません。
しかしね、ここが肝心なのですが、喋れない=コミュニケーションが取れない、ではないのです。最低限のヒヤリングが出来れば、んで紙とエンピツさえあれば、それなりにちゃんとしたコミュニケーションが取れてしまうわけで。

つまらない授業とか授業の開始前とか隣の子とずっとコミュニケーションを取ってたんだけど、言ってもね、相手はブラジル人とかトルコ人とかアフリカ人とかですよ。しかもアタシと同じクラス=アタシと同じレベルの英語能力です。
それでもコミュニケーションが成立するのは紙とエンピツがあるからです。
単語がわからなくても<絵>や<図>で説明すると簡単に伝わる。説明のための絵なんだから上手い絵である必要はない。「これは何なのか」さえ伝われば十分だからです。
何故紙の方がいいのかというと、紙ならその場ですぐに渡せるから。これがタブレットなんかだとアドレスの交換とかワンクッション挟まってしまう。仮にアドレス交換済でも面倒だし、お互い忘れてしまいがちですからね。

つまりは「言葉で全部を説明しようとするから何ともならないことになる」って話でして、これ、実は日本人相手にも同じことが言えるんだよね。
目と耳の両方で意思疎通をはかるのがどれだけ大事なことか、たまにこの時のことを意識的に思い出したりするわけで。







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