えと、先日放送された「ドキュメント72時間」の秋葉原の回(2020年1月24日放送回)を見てつくづく思ったんだけどね。
アタシも数え切れないくらい足を運んだ千石電商が舞台だったんだけど、こういうふうにちょっと俯瞰で見ると、たしかにあそこの客層はフシギな感じでね。
さらにマニアなら秋月電子通商に行くんだけど、千石電商はもう少しフツーっつーかケーブル類とか電子工作のオモチャとかも売ってる。アタシはここでiPhone5の互換バッテリーを買ったこともあるしさ。
だから実に客層が広い。それが「ドキュメント72時間」という番組にピッタリで、かなり面白かった。
たしかに、みたいに思ったのは、かなり年配の人もいるんですよ。んで嬉しそうにパーツを眺めている。番組でも定年退職した年配の人にインタビューしてたけど、ホントに嬉しそうでね。
同時にね、ああ、これはカッコいいと思った。出来ればこんな爺になりたいなと。
アタシはそこまで電子工作に詳しいわけじゃないからね。いやまったくレベルっつーか、基盤にハンダで、なんてずいぶんやってないし。もう回路図を見て把握出来るかもかなり怪しい。
でも高齢になってハンダ付けをやってるのを想像したら、これは相当カッコいいなぁと。もう単純に憧れる。
オタクと似非オタクの見分けはね、高齢になった時にわかると思う。もし本当のオタクなら高齢になっても続けてるし、カッコいい姿に昇華される。
逆に単にアニメ好きみたいなオタク要素がない人は絶対に高齢になってもやってないと思うもん。その差はデカいですよ。
アタシは電子工作も出来ないし、アニメも好きじゃないけど、いくつになっても今の趣味を続けていきたい。
たぶんオタクになれなかった人から「いいトシしてみっともない」と笑われるんだろうけど、ま、何というか、笑えば?としか思えないわけで。