色気が絶無なのも一種の才能
FirstUPDATE2020.1.4
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まァ<のん>でも能年玲奈でもいいんだけど、女優として一番盛りの時にあまり活動出来ないのは、気の毒とかそんなんじゃなくて単純に「もったいない」と思ってしまうんですがね。

彼女の存在を知ったのはもちろん「あまちゃん」だけど、これはもしかしたら、非常に珍しいタイプの女優になるんじゃないかと思ったんですよ。
「あまちゃん」にも一応は恋愛めいた展開があって、NHKだから映像のゴマカシはあったけどキスシーンも用意されていました。
けどね、なんか、この子にこういうことをさせる必要はないなっていうか、もっとはっきり言えば恋愛エピソードが似合わない気がしたんです。

アタシは何度か書いたように恋愛モノはあんまり好きじゃないし、終盤が近づくにつれ「手近なところで見繕ってカップルが大量に生まれる」みたいなのも好きじゃない。
でも同時に「絶対に恋愛に発展しない男女」みたいな関係も嫌いなんですよ。だってさ、女性はともかく男性は確実に性欲があるからね。んなもんいくら身近すぎるからといって、やっぱ性の対象として一切見ないのは不自然すぎるだろうと。

ところが<のん>は例外中の例外で、というのもこの子、恐ろしいほど色気がない。あれだけ顔立ちが整っていて、目とか信じられないくらいキラキラしてるのに、男性と肉体関係になるのが想像出来ないどころか、淡い恋心を持ってることさえ違和感があるレベルで色気がないんです。
朝ドラ女優はそういう人が多い、は言い過ぎだけど、例えば芳根京子も色気はないけど、まだ恋愛展開に違和感がない。でも<のん>はそんなレベルじゃないもん。

アタシはこれはもう才能だと思う。んで絶対、この才能が必要なフィクションがあると思う。
そう考えるとね、一日も早く普通にドラマや映画に出られるようになって欲しいのですがね。







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