ま、甲子園っつっても高校野球のことじゃなくてプロ野球、要するに阪神タイガースのことを書きたいわけでして。
毎年しつこく言ってる「甲子園にラッキーゾーン設置」と「中虎連合のヒッティングマーチ復活」は引き続きの議題として、せっかくなのであらたな提案をしていきたい。
昨年(現注・2019年)最後の「熱血!タイガース党」に近本がゲストで来てて、えらく熱心に福本っさんからアドバイスを受けてたけど、たんに「左投げ左打ちの同タイプ」ってだけでなく、「相手の言いたい真意を汲み取れる」地頭の良い近本と「理論はすごいが言語化が苦手」な福本は実はかなり相性が良いんじゃないかと思うんです。
思えば福留の打撃が開花したのは、よりによって高校時代に拒否した近鉄の当時の監督だった佐々木恭介の指導がハマったからだし、イチローと河村健一郎なんかも典型例で、単純に打撃コーチとしての能力を超えた相性はあると思う。
そういうのをね、OBを上手く使えないかと思うんです。
どうしても昨今のファンに「OB=老害」みたいな意識があるんだけど、仮に大多数の選手にとっては老害でも一部の選手にハマる可能性はあるんじゃないか。だったら無数のOBと「巡回アドバイザリー契約」を結べばいい。
前提条件として「OBがどの選手を指導するのか決める」のではなく「選ぶのは選手で、選ばれていないOBは一切口出ししてはいけない」みたいなルールが必要だけどね。
こうすることでOBは選ばれる立場になり、上から目線で選手に接することが出来なくなる。それが出来るのは正式なコーチだけでいい、と。つまりそれこそ「無能OBへの抑止力」にもなるはずなんです。
ただでさえOBやマスコミがうるさい球団なんだから、上手い具合に活用&抑え込む方法を考えることこそ常勝への近道なんじゃないかね。