いやはや、本当に大晦日なんですねぇ。どうも実感みたいなのがまるでないのが困ったものでして。何故そこまで大晦日って感じがないんだろ。
何でこんなことになったかと自分でも思うのですが、たしかに年々、年末らしさとか年始らしさが街中やテレビから消えた気はする。でもどうも、そこが本質ではないような。
話が変わるようですが、全国のあちこちで除夜の鐘が中止の決定がなされているみたいで。
一部の<プロ市民>が騒いで、役所も対応せざるを得ないんでしょうが、こんなの馬鹿馬鹿しいにもほどがあるわけですよ。んなもん、お前らそこに寺があるのがわかってそこに住んでるんじゃないのかと。それとも寺が出来る前から住んでたのかよと。
でも、まァ、そういうことじゃなくてね。最初の話につながるのですが、人間ってのはトシをとればとるほど時間の感覚がユルんでくるんじゃないかと。
だからこそ、年寄りほど年中行事を大事にする。そうか、あれから一年経ったんだ、みたいなのを暦ではなく<実感>として得たいのではないかと。
今は一部のアタマのワルイ連中が「科学的じゃない=非合理」みたいに思ってるけど、科学的じゃなくても「よくよく考えたら」合理的なことなんていくらでもある。しかも合理的って果てしなくつまらなくなるってことだし。実際メジャーリーグなんて行き過ぎたデータ野球のせいで試合が面白くなくなってる、みたいな批判があるからね。
何でもそうだけど、面白くないものは絶対に発展しない。つまり先細りになる。とか考えたら合理的って声高の人の意見ってぜんぜん合理的じゃないんだよね。むしろ利己的というか。
そーゆーことにもっと神経を使って欲しい。ま、2019年が終わるったって何かが一気に変わるわけじゃないけど、来年こそは「ソコに気づいた日本、日本人」になって欲しいと願うわけで。
てなわけで、良いお年を!