ルックバック2019
FirstUPDATE2019.12.30
@Classic #ルックバック #2010年代 #やぶにらこぼれ 単ページ 年表

 2018年12月31日と2019年1月1日、はたまた2019年12月31日と2020年1月1日で何かが変わるとかは別にないんですが、それでも人間は<区切り>ってヤツを求めたがる。それは時間の概念があやふやだった太古の昔から同じことなので、とにかく2019年がどんな年だったかを書いていきます。
 ま、何もなしに書いていってもわかりづらいだけなので、まずは世間一般的な年表を書いておきます。

1月8日 国民栄誉賞受賞者でオリンピック女子レスリング3連覇を果たした吉田沙保里が現役引退を発表
1月27日 嵐が2020年12月31日をもって活動休止することを発表
2月2日 兵庫県明石市の泉房穂市長が暴言を吐いた問題で辞職願を市議会議長に提出
2月1日 俳優の新井浩文を強制性交容疑で逮捕
2月12日 女子競泳選手の池江璃花子が自身のTwitterで白血病に罹患していることを報告
3月6日 元日産自動車会長のカルロス・ゴーンが108日ぶりに保釈
3月12日 コカインを使用したとしてピエール瀧を逮捕
3月21日 マリナーズのイチロー選手が東京ドームでの開幕2連戦をもって引退
4月1日 新元号「令和」が事前発表
4月9日 2024年度上期をメドに新紙幣(肖像は一万円紙幣:渋沢栄一、五千円紙幣:津田梅子、千円紙幣:北里柴三郎)を発行すると発表
4月19日 87歳の男が運転していた乗用車が暴走し通行人を次々とはねる交通事故が発生(東池袋自動車暴走死傷事故)
5月1日 皇太子徳仁親王が第126代天皇に即位し「令和」に改元
6月4日 吉本興業闇営業問題が発覚
6月5日 南海キャンディーズの山里亮太と女優の蒼井優が結婚を発表
7月3日 7月1日からサービスが始まったばかりの7payで多数の不正アクセスが発覚し、開始からわずか3ヶ月の9月30日にサービス終了
7月9日 ジャニー喜多川没。享年87
7月18日 京都アニメーションが放火される火災事件が発生し、36名の死亡を確認
8月3日 8月1日から愛知県で開催された、あいちトリエンナーレ2019において不適切な表現の作品があると問題になり企画展が中止される
8月28日 トヨタ自動車とスズキが資本提携に関する合意書を締結
9月20日 ラグビーワールドカップ2019が日本で開幕
9月30日 最後までポケベル事業を行なってきた東京テレメッセージがポケベル事業から撤退。これにより、51年間続いたポケベルのサービスが完全に終了
10月1日 日本の消費税率が8%から10%に変更
10月12日 令和元年台風第19号発生
10月22日 天皇徳仁、即位の礼
11月16日 女優の沢尻エリカが合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の容疑で逮捕。21日、2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」の降板が決まり、すでに撮影済みの10話までの撮り直しが決定。この影響で初回放送が2週間遅れることになる
12月19日 2020年2月1日付で宝島社が洋泉社を吸収合併すると発表


 政治関連を割愛して、なおかつ時代が表出している出来事を、さらに<インターネット界隈で>そこそこ話題になったことだけを抜粋したつもりだけど、それでもこれだけあった。
 この中で個人的に衝撃が大きかったのは、池江璃花子の白血病公表、イチロー引退、ジャニー喜多川氏逝去、洋泉社解散になるのかなぁ。
 ま、イチロー引退とジャニー喜多川氏逝去はある程度は予測出来たことではあるんだけど、やはり池江璃花子の件は本当に驚いたし、こんなムゴい仕打ちがあるのか、みたいな戦慄が走った。よりによって、何も、東京で開催されるオリンピックの直前にって・・・。いくらなんでも残酷すぎるわ。
 あとは個人的すぎるけど、洋泉社解散はショックだわ。「植木等ショー!クレージーTV大全」を手伝った時に何度も編集部に行ったのも今となっては懐かしい。
 それにしてもねェ、編集部に行ったことがあるからわかるけど、あそこのカラーって今の宝島社と合うとは思えないんだけどな。

 次ィ~!
 ここで本来なら音楽ランキングも載せようと思ったけど、やめた。ほとんどAKBグループと坂道シリーズばかりだし、どれも「CDが売れただけで世間に溢れてる感ゼロ」だったから。
 配信ランキングは、というと、これもねぇ。今年発売じゃないのも含まれているし。もういいやと。
 ごくごく個人的なことで言えば、ま、発売はどちらも2018年だけど、印象深いのは「Lemon」と「パプリカ」だなぁ。
 別に2019年時点で古びた感じではなかったし、やっぱ流行の消費は(少なくともバブル~世紀末に比べたら)遅くなってると思うんだけどなぁ。

 ま、これも信憑性はともかく新語・流行語大賞をね、一応こういうのも必要だと思うんで。

大賞 ONE TEAM
受賞 計画運休
受賞 軽減税率
受賞 スマイリングシンデレラ/しぶこ
受賞 タピる
受賞 #KuToo
受賞 ◯◯ペイ
受賞 免許返納
受賞 闇営業
受賞 令和


 うーん、わかったようなわからんようなビミョーな感じですな。とくに「#KuToo」ってのは何なんだ。いや言葉自体がどうこうというより本当に<流行った>の?

 続いてはインターネット界隈の流行語、なんだけど、どれもピンとこない。「上級国民」とかが選ばれるのはわかるけど、あとはねぇ。ただのアニメやゲームのタイトルとキャラクターの名前じゃん、と思ってしまう。何つーか、そういうんじゃないでしょ、と。
 それならまだ「イキリ鯖太郎」とか「こどおじ」(子供部屋おじさん)とか「松本(○○)動きます」とか「うるさいですね…」とかの方がわかる。
 あとは2018年末から2019年のはじめに猛威をふるった「ガキが・・・舐めてると潰すぞ」に代表されるYouTubeのインチキサムネイルワードね。あ、amazonの中華製品の惹句「令和最新」も一種の流行語じゃない?

 あともうひとつネット絡みで2019年現在でのYouTube登録者数ランキングでも載せておきます。

1位 はじめしゃちょー(hajime) 829万人
2位 HikakinTV 786万人
3位 Fischer's-フィッシャーズ- 589万人
4位 Yuka Kinoshita木下ゆうか 540万人
5位 avex 498万人
6位 東海オンエア 485万人
7位 Travel Thirsty 467万人
8位 SUSHI RAMEN【Riku】 465万人
9位 米津玄師 461万人
10位 HikakinGames 441万人


 一部ユーチューバーでない人も含まれているけど全体のランキングだったらこうなるのか。
 2019年と言えばアタシがユーチューバーの動画を見始めた年だけど、少なくとも2019年時点ではベストテンの中に見ている人はひとりもいないね。ついでに言えばベスト20でもひとりもいなかった。「見たことがある」ってレベルなら数人いるけど。
 こうして見るとフィッシャーズの勢いがすごいね。ぱっと見<男性以外お断り>な感じな<系>なんだけど意外とそうでもないってのが強いんだろうな。
 ちなみにアタシがハマった「カズチャンネル」は157万人登録の71位でした。

 お次は野球のこと。ま、アタシが阪神贔屓なのでどうしても阪神成分多めになってるんだけどね。

1月3日 菊池雄星がシアトルマリナーズと契約合意
1月7日 丸佳浩の人的補償として長野久義が広島東洋カープに移籍すると発表
1月24日 阪神タイガースの原口文仁が大腸がんが発見されたとTwitterで公表
3月6日 DAZNが讀賣ジャイアンツを含む10球団(広島と東京ヤクルトスワローズ主催試合を除く)主催試合のストリーミング配信をすると発表
4月6日 阪神の梅野隆太郎がサイクル安打を達成
5月20日 上原浩治が引退を表明
6月27日 オリックスバファローズのジョーイ・メネセスに禁止薬物の陽性反応があったと公表され、オリックス球団は同日付で同選手を契約解除
7月13日 甲子園球場で開催されたオールスターゲームにて阪神の近本光司がサイクル安打を達成
7月22日 日本野球機構は2020年のセントラル・リーグ及び交流戦の日程を発表。東京五輪が開催される関係で例年より1週間早い3月20日開幕、7月21日から8月13日までの中断期間を挟み10月17日閉幕予定と発表
8月17日 広島東洋カープがサビエル・バティスタがドーピング検査で陽性反応を示したと公表
8月31日 阪神タイガースは鳥谷敬に引退勧告をしたことを公表し、鳥谷が拒否したため退団が決定
9月13日 阪神のランディ・メッセンジャーが現役引退を表明
9月21日 讀賣ジャイアンツが5シーズンぶりの優勝を決める
9月22日 阪神の横田慎太郎が引退を表明
9月23日 阿部慎之助が引退を表明
9月30日 この日の対中日戦に勝利した阪神は6連勝でシーズンを終え、大逆転でクライマックスシリーズ進出を決める
10月17日 ドラフト会議にて注目の佐々木朗希は千葉ロッテマリーンズ、奥川恭伸は東京ヤクルトスワローズが交渉権を獲得。阪神タイガースは1位から5位まで高校生を指名
10月23日 日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスが無傷の4連勝(クライマックスシリーズファーストステージ2戦から10連勝)で読売ジャイアンツを破り3年連続の日本一
12月13日 元阪急ブレーブスで通算代打本塁打の日本記録をもつ高井保弘氏が逝去


 うーん、やっぱ横田のことを書きたいけど自重するか。とにかくあのバックホームは涙が出ました。

 ここからは世間の、ではなく、アタシ個人の2019年について書いていきます。もちろんあくまでyabuniramiJAPANの藪似として、なのですが。

1月某日 兵庫県神戸市に移住
1月22日 個人的に幻の作品だった「エノケンの金太売出す」が衛星劇場で放送
1月23日「藪似的雑文」のカテゴリで13年ぶりに短文の雑文を復活させる
2月頃 福井のカズさんが運営する「カズチャンネル」にハマったのをきっかけにユーチューバーの動画を見始める
3月某日 実に25年ぶりに東京←→神戸間を高速道路を使わずに移動(本当はちょっとだけ使った)
7月22日 前年より始めた過去エントリのリライトカテゴリ「15thAnniversary」完結
8月31日「ぶちゃむくれ大変革」を公表。yabuniramiJAPANの大幅リニューアルを宣言する
10月17日 第二次yabuniramiJAPAN終了。この日をもって通常エントリ(1500~2500文字程度の長さのエントリ)を廃止
10月18日 第三次yabuniramiJAPANをスタート。すべてのエントリを短文(800文字以内)か長文(4000文字以上)にする
11月21日「人形町道行」仮始動
12月24日「さかい親子の大阪噺」仮始動


 こんな感じかなぁ。って、え?いつの間に引っ越していたの?って話かもしれませんが、ま、いろいろ事情があって書けなかったのよね。
 あとはやっぱ、yabuniramiJAPANを振り返るとなると「ぶちゃむくれ大変革」でフェーズを分けて第三次yabuniramiJAPANがスタートしたことでしょうが、このエントリでは割愛します。
 さてあとひとつ。2017年と2018年に「エントリ年間ベストテン」みたいなのをやっていたので、それも書いておきます。

1位 アイちゃんのいた三宮(12月13日更新)
2位 ぶちゃむくれ大変革直前の架空インタビュー(10月15日~17日更新)
3位 一回、特撮のことを全部書いてみる(9月23日~28日更新)
4位 No54x2 from USA(11月25日更新)
5位 いったいテレビって何なんだ?(8月5日~9日更新)
6位 まさかの追悼(7月13日更新)
7位 ナニワの演芸に片足を突っ込みかけた頃(11月1日更新)
8位 憂歌団に花束を(10月19日更新)
9位 コレの元、の続き(6月19日~20日更新)
10位 ハリウッドでリメイク!に最適じゃね?(5月22日更新)


 どうも短文が多くてね、エントリ総数自体は多いけど非常に選びづらく、結果リライトしたものも含まれることになってしまいました。
 1位は「アイちゃんのいた三宮」にしました。たしかにリライトなんだけど、文章自体は全部書き直しているし、ネタとしても相当新規で書いたことが多いので、まァいいかと。
 順列的には下の方だけど、ジャニー喜多川氏について書いた「まさかの追悼」ってエントリはかなり気に入ってます。マジで一度でいいから生前に話をしてみたかったひとりです。

 もう少し個人的な話を。ここからはさらに個人的っつーかyabuniramiJAPANからも離れます。
 2018年は「人生最悪の年」として位置づけているのですが、それで言えば2019年は「再起の年」と言ってよかったんじゃないかと。
 まだまだ道半ばとはいえ<再起>への光が見えた年ではあった、と言い切れる年になりました。
 yabuniramiJAPANとしてもクオリティ云々は上がったと自負しながらも完全に停滞状態から抜け出して、次のステップに行ける準備は出来た年ともいえる。

 こんな感じでおしまい。次は当然「ルックバック2020」でお会いしましょう!

ここから「ルックバック」の歴史がはじまったのですが、今見るといろいろ中途半端です。
それでも、それなりに「2019年はこんな年だった」ってわかったはずです。そうでもない?




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