え?ドバイなんて行ったことがあるんだ!と思われても困る。それに本当にちゃんとドバイに行ったことがあるとするなら、もっと長々と書きますよ。
えと2年半前だったか(現注・2017年6月)、ロンドンに行った時なんですが、この時は初めてトランジット、つまり乗り換え便を使って行ったんですよ。
んで、経由地がドバイだった。もう、完全にそれだけ。往復合わせても4時間も滞在してない。しかも空港内だけですからね。
それでも、ドバイと言えばアラブなわけですよ。世界有数のカネ持ちがいる。だから、かはわからないけど、空港も思ってたよりずっとゴージャスな感じでね。
いやゴージャス云々はいいんだけど、やっぱ、もう、センスが根本的に異なるなぁと。とくに色遣いですよね。日本の成田や羽田、んでロンドンのヒースロー空港なんかとは決定的に<何か>が違う。
アタシも一応デザイナーの端くれだから、こういうのはものすごく貴重な経験になったなと。
なもん、もちろん今の時代、検索したらドバイのデザインがどんな感じかくらいはわかります。ただやっぱ興味がないと検索しないし、行かなきゃわからないことも多い。
とくにお菓子とかのパッケージとかですよ。もうこれはまったく体験したことのないデザインだった。ただ<見慣れない>ってだけで、けして悪いデザインじゃない。
これはロンドンでも同じことを思ったけど、実際に行ってみないとその国のデザインの考え方みたいなのはわからないです。本当に理解しようと思えば滞在でもしない限り無理ですが、表層でさえ検索とか書籍じゃ難しいんですね。
だから、たった4時間と言えばその通りだけど、たった4時間でも体験があるとないとでは大違いです。
本当はトランジットとか面倒だから嫌なんだけど、こういうことが出来ると考えるならトランジットで行く方が勉強にはなるんだろうなぁ。