えらく冗長なエントリタイトルですが、ま、これも流行りですからね。「文章は短く、タイトルは長く」ってのが。
ふと思い立ってね、「ウルトラセブン」の12話と「怪奇大作戦」の24話のことを検索してみたのですよ。このご時世なら、ちょっと頑張って探せば映像が転がってるんじゃないかと思ったんで。
頑張るったってそこまで必死に検索する気はなかった。しつこいけどアタシは特撮には興味がないし、まァほんの好奇心というか、むしろ「このご時世なら」つまりインターネット万能がどれほどのモンかの方が気になってたんです。
そしたら、頑張るもクソも、あっという間に映像が見られた。ググって、動画タブの中から「あ、これ、たぶん本編だな」みたいなのを開いたら本当にそうだった。下手したら10秒もかかっていない。
何というか、これはいくらなんでも面白くなさすぎる。エントリタイトルじゃないけど、これじゃ犯人まるわかりのミステリを読んでるようなものです。
やっぱね、苦労なきモノに情熱は持てないですよ。
もちろんインターネットなんてものがなかった時代なみの苦労がないと、だからインターネットなんていらないって話じゃない。
でもこれじゃあ、アングラ的に特撮に興味を持つ人が減っていくんじゃないの?と余計な心配までしてしまうんです。
それに比べると、アタシなんか幸せだわ。それこそ戦前モダニズムのことなんかネットじゃぜんぜんわからないもん。だから飽きずに調べ続けられるわけで。
インターネットの登場で無限の暇つぶしが出来るようになったけど、趣味まで食い荒らされちゃあ問題ですよ。マジで。