え?ハンローって何?となるのは当然なのですが、意味はありません。つか完全な造語です。
さて、アタシが大学生の頃にいすゞからジェミニっていう4ドアセダン(3ドアハッチバックもあったかな)が販売されていたのですが、グレードの中に「ハンドリングbyロータス」ってのがあって。つまりエントリタイトルはそれの無理矢理省略形です。
要するにスポーツカーメーカーのロータスがハンドリングの<味付け>を行ったとされるモデルなのですが、実際どこまでハンドリングが<ロータス風>だったのか、んでどれほど売れたのかは知りません。
ただこの「最後の最後の<味付け>だけを信頼の高いメーカーに任せる」という発想自体はかなり面白い。
これね、本当はゲームに応用出来ると思うんです。
ゲームバランスに定評のある、それこそ任天堂のようなメーカーが<最後の味付け>だけをやった、となったら、もうそれだけでものすごい<売り>になったんじゃないかと。つまりは「ハンドリングby任天堂」ですよ。ま、ハンドリングじゃないんだけど。
たとえば<味付け>の箇所だけが違う競作でも面白い。基本的に中身はまったく一緒なんだけど、任天堂バージョンとセガバージョンがあれば、どっちも試したくなりません?
でも、実際は相当難しいんだろうなぁと思う。
取り分をどうするかって問題があるし、ゲームクリエイターのプライドの問題もある。んでそもそも<最後の味付け>だけをやってもいい、と思うメーカーがどこまであるのか。
でもやってほしいなぁ。セガが味付けしたスーパーマリオとか、逆に任天堂風味のソニックとか、それだけで結構ワクワクするんだけどねアタシは。