もう結構前に亡くなっているのですが、叔父のひとりに「自分で自分の言葉に興奮するタイプ」の人がいました。
普段は本当に人当たりもよくてニコニコしてるんだけど、一回興奮しだしたら、つまり怒り出したら言葉が止まらなくなってネチネチになってしまうという。
いやアタシも実はその<気>がまったくないわけじゃない。だから結構気をつけているんだけど、わりとこういう人は多いと思うんですよ。
話は変わるようですが、前も書いたように「水曜とうでしょう」のディレクター陣がYouTubeチャンネルをやってて、この間ゲストとしてホリエモンが出たんです。
んで思ったんだけど、ホリエモンこそ、もう、その典型だなぁと。たぶん自分では沈着冷静に喋ってるつもりなんだろうけど、話が佳境に入ると自分の言葉に興奮しだしていってるのがわかる。つかわかりやすすぎる。
しかもこの人の場合、話せば話すほど、どんどん自分を大きく見せたくなるっつーかね、やっぱ、この人、メチャクチャ頭が良くてメチャクチャ気が小さい人なんだなぁと。
そういや先述した叔父も気の小さい人だった。たぶんそこ、つまり自分の言葉に興奮しやすいってのと気が小さいってのはイコールなんじゃないかと思うわけで。
だからね、結局、アタシも本質はものすごく気が小さいんですよ。去年(現注・2018年)サイアクの時期があったんでヤケッパチにはなってるけど、開き直れるってのと気が小さいってのは違うと思うし。
でも、だからこそ、ちょっと改善が難しい気がする。本質だけは変えられないもん。変えようとしたら絶対歪みが出るしさ。
ま、出来ることといえば、戦場カメラマンばりにゆっくり喋るように心がけるくらいですかね。