「踊る大捜査線」のスピンオフで「湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル」ってのがあって、内田有紀が主演したヤツなんだけどね。何しろ本放送以来一度も再見してないからまったく正確ではないけど
「あれ？ぜんぜん赤信号に引っかからない・・・」
「法定速度を守っていればずっと青信号で通過出来るようになってるのよ」
このやりとり、何かっつっとすぐに思い出す。いやこのドラマが放送されるずっと以前から「法定速度を守って走った方が信号に引っかからないから速いよ」みたいな噂つーか流布はあったんです。
何でこの話を思い出すかというと、早い話が「ウソつけ」と。少なくともアタシはそんな目にあったことは一度もないわと。
そりゃあね、たしかに「今日はやけに信号に引っかからないな」なんて日はありますよ。でも、だからといって法定速度を厳守してるわけじゃない。つかスピードメーターなんてたまにチラッと見てね＜だいたい＞把握していればいいのであって、スピードメーターとにらめっこしながら運転なんて逆に危なくてかなわんよ。
でもどうも、法定速度厳守の時とそうでない時の相関関係を感じたことがない。つか完全に法定速度を守ろうが異様に信号に引っかかる時とかいくらでもあるし。
とある幹線道路と幹線道路をつなぐ道なんか、そんなに長い距離じゃないのに（たぶん1kmもない）平気で3、4回信号に引っかかる。一回法定速度から寸分狂いなく、つまり法定速度より2、3km遅いだけ、みたいにかなり慎重に試してみたけど結果は一緒だったし。
そりゃ流布通りの道路だって本当にあるんでしょうよ。それは否定しない。んでもちろん法定速度を守る方がいいに決まってる。それも当然。
でもまるで「全道路がそうだから法定速度を守った方がトク」みたいな流布は止めた方がいいよ。ただの嘘つきじゃん。
デタラメもたいがいにしろや
FirstUPDATE2019.10.26
