曽我町子がダントツ
FirstUPDATE2019.10.24
@Scribble #Scribble2019 #藤子不二雄 単ページ 大山のぶ代 水田わさび ドラえもん 怪物くん 野沢雅子 白石冬美 オバケのQ太郎 曽我町子

アタシたちシジミ世代にとって(←いい加減このネタもしつけーな)「ドラえもんの声は大山のぶ代」となるのはどうしようもないと思うのですが、まったく個人的なことを言えば、間違っても大山のぶ代がベストと思ってるわけじゃないんですよ。

F・A問わず、藤子不二雄作品は何作かわからないくらいアニメ化されているし、同一原作が何度もアニメ化されて、そのたびに声優が変わることも珍しくありません。
だからどうしても「誰某の声は○○がベスト」という話になってしまうんだけど、ま、たいがいは自分の世代の、耳馴染みの人を挙げる。しかしアタシは、例えば「怪物くん」なんかは絶対に白石冬美の方が合ってると思うんですよ。
さらに「これはもう、これ以上ピッタリの声はない」と思えるのが「オバケのQ太郎」でQちゃんの声をあてた曽我町子で、もちろんモノクロ版オバQはまったく世代じゃないんだけど、原作を読み返し、んであらためてQちゃん声の曽我町子を聴くと、あまりのマッチングに驚愕するレベルです。

モノクロ版オバQは時代を考慮しても、ものすごく良く出来たアニメではありませんでした。原作ファンからしてもキャラデザはぜんぜん似てないし、P子なんか姿カタチからしてまったく違います。
それでも、あれほどヒットしたのは、実は曽我町子の力なんじゃないかと思う。曽我町子は個性的な声で演じているけど、ノンビリ屋で、おっちょこちょいで、何よりQちゃんの可愛さを完璧に表現出来ている。だから漫画を曽我町子の声を浮かべながら読んでも違和感は一切ないんです。

いや、漫画のアニメ化でここまで完璧なキャスティングはないとさえ思う。だから曽我町子レベルで考えたら大山のぶ代も水田わさびもそんなに変わらないってことになるんだけどね。







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