何というか、これにだけはハマらないだろうなと思っていたものに思いもかけずにハマってしまった、なんてことになるとね、どうにも悔しい気分になるものでして、ええ。
アタシは本当に、いわゆるユーチューバーの動画には興味がない人間でした。例外的にコジコジって人の動画だけ見てたんだけど、あとはもう全然って感じで。
ヒカキンとかも興味なかったし、気になるガジェットのレビュー動画は見ることはあるけど、どれも見るに耐えないものばかりでね。面白い面白くない以前にとにかく<見づらい>んですよ。
それでも懲りずにガジェットレビュー動画をね、どうせつまんないんだろうけど機能的なことがわかればいいな、と思っていろいろ見始めたら、ひとつだけ抜群に<見やすい>動画があった。んでその人の他の動画も見てみたら、映像と編集とユーチューバー本人の人柄が良くて、本当にどれも見やすかった。
それがカズチャンネルだったんです。
カズチャンネルの「福井のカズさん」はヒカキンの次のクラスくらい知名度のある大物ユーチューバーらしく、握手会なんかをしたら何百人と集まるほどの人らしい。
ま、そんなことを調べたくなるくらいね、アタシも凝り性だからアップされた動画をマジで片っ端から見た。少なくともアタシの中では今一番<旬>な人だから、もし当人が歩いてるのを目撃したら一目散に駆け寄って握手を求めてしまうと思う。さすがにこれで「ハ、ハマってなんかいないんだからねッ!」と言うには無理があるわけで。
ただカズさんって人のおかげで、アタシが抱いていたユーチューバーにたいする偏見は払拭されたと思う。こういう人ならば、それが生業になるのな当然なんじゃないか、というふうに。
アタシみたいな偏屈人間の偏見を払拭させるとかすげえわ。いややっぱ、ちょっと悔しいんだけどさ。