こないだ放送された「ファミリーヒストリー」の堺正章の回（2019年1月14日放送）は戦前モダニズムフリークであるアタシからすればサイコーの回でした。
というか今＜フリーク＞なんてエラそうなことを書いておきながら、マチャアキの母君が松竹歌劇団出身ってのは知らなかった。しかも松竹歌劇団を辞めた原因が桃色争議だったとは！
とにかくシミキンやターキー、正確に言えば清水金一と水の江瀧子だけど、が幾重にも堺家の人生に関わってきてってのは面白すぎるし、しかもフィルムの存在さえわかってなかった堺駿二唯一の主演映画「破られた手風琴」の一部が放送されたのは快挙といっていいでしょう。（現注・手風琴＝アコーディオンの意）
あれ、たぶん映画全編をDVDかなんかに落としてもらってマチャアキは貰ったんだろうなぁ。いいなぁ。マチャアキにいいなぁもクソもないけど、BSでも衛星劇場でもいいからやって欲しいわ。
あの辺の戦後すぐに松竹で制作された短編喜劇映画は、昨年衛星劇場で川島雄三作品に限って放送されたけど、「破られた手風琴」もせっかくテレシネしたんだから放送するべきっしょ。
つかこの際、蒲田時代のサイレント喜劇の流れを汲む、ニコニコ大会みたいな名前で上映された松竹短編喜劇映画を全部やって欲しい。
って、こんなことしても喜ぶのはアタシを含むごくごく一部の人間だけなんだけどさ。
マチャアキのファミヒス
FirstUPDATE2019.1.23
