まァ、人によって違うんだろうけど、男性にとって「これだけは記憶しておきたい」みたいなことがあります。エントリタイトルでもご理解いただける通り下がかった話ですが。
というのもね、やっぱり男性にとって<童貞喪失>というのは一大イベントだと思うんです。もちろん女性の処女喪失も同じ意味合いなんだろうけど。
ところがアタシの場合、あんまり憶えていない。相手はちゃんと付き合った女性だったので顔は憶えているし、名前も当然記憶している。時期も、正確に何年何月何日かまでは無理だけど、だいたいは推測出来ます。
しかしどうしても場所が思い出せない。付き合いだした頃はアタシはひとり暮らし、当時のカノジョは実家だったから普通に考えればアタシの部屋ってのが妥当です。ホテルってこともなかったと思うしね。
だけれども、どう考えてもこの頃住んでいたワンルームマンションには思えないんです。部屋の<つくり>は憶えているんけど、完全にひとりしか眠れない狭い狭いソファベッドで寝てたはずで、あそこで性行為に及んだとは到底思えないわけでして。
(現注・バラエティ番組のキャラクターとして)エロを売りにする、というのは実は非常に難しく、下手すると生々しくなりすぎて笑いとして成立しない。(中略)エロはあくまでエロであって、セックスと直結しちゃ笑いに繋がりにくい。特に「喋ってる本人がセックスしてる姿」が容易に想像できちゃダメなんです。エロなんだけど、昔の少年誌に載ってたような、セックスとは別物のエロじゃなければマズいというかね(2011年7月9日更新「エロキャラ、ホープと神様」)
アタシはね、エロと性行為(に類するもの)とはまったく別物だと思っています。
性行為ってのはやっぱり生々しいんですよ。何つーか、行為そのものが生々しいというよりは本能むき出しになるっつー意味で生々しい。人間性みたいなものが完全に露呈するのが性行為だと思うし、人間性が露呈しない性行為なんて味気ないんじゃないかと。
その点エロは人間性なんて露呈しない。下衆っつーか下卑かもしれないけど、精神的にはかなり余裕があると思うんです。
余裕があるからその中に<笑い>の要素を入れても大丈夫なんじゃないかとね。
何度も書いてますが、アタシはいわゆるフーゾクがあんまり好きじゃない。非常に中途半端な気がするというか。あんまり詳しく説明してもしょうがないけどさ。
でも、<抜き>が発生しない、無理矢理エロか性行為のどちらかにカテゴライズしたらエロに属する類いのフーゾクなら、やってみたいかみたくないかで言えば、死ぬまでに一度だけなら、と思ってしまうわけでして。
一度だけなら、とってのは要するに<経験>としてやりたいんです。
例えば女体盛りとかね、数多の映画やドラマに出てきたわけじゃないですか。あれを知らずに死ぬってのはどうも惜しい。
そういう「ギリギリでエロ止まり」みたいなフーゾクって他にあるのかね。いやたぶんあるんだろうけど、女体盛りのような馬鹿馬鹿しいもの限定で。
探してまで行こうとは一切思わないけどさ。