系統は変わらない
FirstUPDATE2017.2.4
@Scribble #Scribble2017 #顔 単ページ 石田純一 松原千明 東尾理子 系統

今回はちょっと下衆で、その上タブーにも踏み込んでみたいと思います。ま、それほどのことじゃないけど。

昨年の「あれはいったい何だったんだ」という芸能ニュースの第一位が、有吉夏目結婚報道でしょう。
一説には夏目三久の所属する芸能事務所の社長が怒って握り潰した、なんて言われています。
ま、いくら下衆な話だからって、その芸能事務所の社長と夏目三久の関係を疑う、みたいなことはどうでもいいんです。それよりもね。
あえて社長の名前は書きませんけど、その奥方は小林麻美なわけです。んで、ふと思ったんですよ。
ああ、たしかに言われてみれば、小林麻美と夏目三久は同じ系統の顔だな、と。
似てる、とか、そっくりみたいなんじゃないんです。あくまで系統が同じなだけ。でもこれって結構面白い。

そういや石田純一が東尾理子と結婚したって知った時も長谷川理恵と同じ系統だと思ったし、ダウンタウン浜田の不倫が発覚した時、ネットでは不倫相手のグラドルのルックスを「若い小川菜摘」と揶揄する声がありました。
しかしこれは男女の関係だけに限らないんじゃないかと。
関口宏の事務所に所属する女性タレントが、みな西田佐知子(言うまでもないけどアラブの偉いお坊さん、じゃなくて関口宏の嫁さん)の系統の顔だ、みたいに言われていますし(一般に言われてるかは知らないけど、アタシはそう言われても納得してしまう)、たとえ男女関係じゃなくても、選別する、溺愛する、だけでも好みの系統の顔が優先される、みたいなことは十分考えられると思うんです。

というか、もっと言うなら、人間って好きな顔の系統ってだいたい二種類くらいしかないんじゃないかなぁと。しかもこれ、死ぬまで変わらないような気がする。
アタシ個人の話でいってもそうなんですが、これはこっぱずかしいから止める。そこで石田純一にダシになってもらいます。
石田純一の最初の嫁は知らないけど、二番目の松原千明は「探偵!ナイトスクープ」の初代秘書だったこともあってかなりお馴染みでした。
しかし松原千明と東尾理子は顔の系統は違います。長谷川理恵と東尾理子は同じだけど松原千明は違う。

たぶんですけど、過去に石田純一と恋愛関係になった女性は「松原千明系」か「東尾理子系」のどちらかに属しているんじゃないかと。
こっぱずかしいのを覚悟でいえば、アタシも顔の系統で分けたらふたつしかない。逆にいえばこのふたつの系統から外れた時点で恋愛感情は持てない、ということなのかもしれません。
まァ、でも、それもどうでもいい。
一番わからないのは、いったいどの時点で「好みの顔の系統」が出来上がるのかってことです。
おそらくだけど、オクテであろうがなんだろうが、小学生の頃の時点ですでに「好みの顔の系統」ははっきりしてるはずです。なかば無理矢理かもしれないけど、クラスで一番可愛いと思うのは、とか好きな女性芸能人は、くらいはヒネりだすくらいは出来るようになってる。これは女性も同じでしょう。

となると、形成されるのはさらに前、つまり幼少期ってことになるんだけど、たとえばこれがね、わかりやすく「母親」とか「近所のおねーさん」とかの系統の顔が好きなら、ああ、あれが、と思えるかもしれませんが、好きな系統と母親なんかが何の共通点もない場合も多い。アタシもそうです。アタシが好きな顔立ちは母親とまったく系統が違うし。となると遺伝子レベルの話か?オカルトでいうなら前世からのもの?うーん。
好きな顔の系統があるなら、その逆、つまり「生理的に苦手な顔の系統」もあるはずです。いや誰にでもあるんじゃないの?
これもトラウマとまではいかなくても、過去の記憶と一切リンクしてない場合も多い。もちろん憶えてないって可能性はあるけど、それにしても「何で自分はああいう顔が嫌いなんだろ」ってわからないですよ普通。後付けの屁理屈でならいくらでも言えるけど。

ちょっと翻ります。
大人になってもワガママな人に「親がワガママ放題に育てたからだ」とか言っちゃう人がいますが、実はこれもあんまり関係ないんです。ワガママな人の家庭環境を聞くと、かなり厳格な家庭で一切ワガママなんか許されなかった、なんて、わりとよく聞く話です。
アタシもそうですよ。ウチはとにかく学校を休むことにかんしては異様に厳しかった。さすがに熱が39度とかなら別だけど、少々の風邪では休ませてもらえなかった。
ではそんなアタシがマジメ、マジメってのも変だけど、勤労な人間かというとまったく違う。はっきりいって怠け者です。むしろ親元を離れて「監視されてないんだから遠慮なく怠けられる」と思ったくらいで。つまり大人になって地金が出たと。

話が変わってるようだけど大丈夫です。変わっていません。
何が言いたいのかというと、幼少期に受けた教育だったり好みってのは、皆無とはまでは言わないけど、思っているより影響は少ないんじゃないかと。当然虐待レベルのことをされてたら別だけど、普通の家庭で育てられてる場合、親の教育に多少の差異はあろうとも、根が勤勉な子は勤勉になる。怠け者は怠け者になる。ワガママな子はワガママな大人になる、と。
それと同じで、好きな、もしくは嫌いな顔の系統なんてのも幼少期の記憶とはほとんど関係ないと思うんです。
系統なんか親の教育方針や家庭環境如きでは変わりませんよ。持って生まれたものだから。

まァね、もちろん同じ系統でも上下はあるから、諦めろって話ではないんだけどもさ。







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