新しいオモチャ
FirstUPDATE2015.12.22
@Scribble #Scribble2015 #PC #Windows #Android #ゲーム 単ページ Windowsタブレット 中華製 デュアルブート ベストプレープロ野球

どうも「新しいオモチャ」って言葉は比喩表現になってますよね。某週刊誌は新しいオモチャを手に入れたな、とか、某監督は新しいオモチャを手に入れたな、とか。

要は弄り倒し甲斐があるターゲットを見つけたって意味で使われたりするわけで。
今回のネタは、まァたしかに「弄り倒し甲斐がある」ってのは間違ってないんだけど、比喩ではなく文字通り、オモチャの話です。といっても子供のオモチャじゃない。かといって卑猥な意味での大人のオモチャでもない。
つか大人にもオモチャがあるのに、「大人のオモチャ」ってーと性的イメージになるのは何とかならんのか。
だから、大人のオモチャ、ではなく、新しいオモチャと書くしかないのです。

で、どんな新しいオモチャを買ったかというと、中華Windowsタブレットです。
わざわさ産地を書くのは、もう「中華」ってのがひとつのジャンルになってるからで、つまり「安くて低品質(低機能じゃないよ。それは製品にもよる)」っつーね。
アタシも何だかんだで、結局今まで中華タブレットには手を出していなかったんだけど、いろいろコナれてきたみたいで、ようやくカタログスペックに近いことができるようになったと。

でも、Androidタブレットはいらないよ。家に使ってないのが一台あるし、結局オモチャにすらならなかったからね。
だから狙いはWindowsタブレット。で一応HDMI端子付きのヤツ。これなら最悪バッテリーが死んでも活躍の場があるし。
そもそもの話ですが、んなもんがオモチャになるのかってことですよね。
Androidタブレットはオモチャにすらならなかった。でもWindowsタブレットなら一切実用にはならなくてもオモチャにはなってくれるだろうと。

今回購入を決意したのは「ベスプレとMortScriptがとにかく動けばいい」という考えのもとにです。
ベスプレ、略さなければベストプレープロ野球ですが、このゲームについては何度も書きました。
内容的には「選手データ作成自由の、経営要素がないプロ野球シミュレーションゲーム」です。もう発売されてから15年も(現注・2000年発売)経つけど、「選手データ作成自由」ってのが効いて今でも十分遊べる。
もうひとつのMortScriptはもともとWindowsMobile(正確にはPocketPC)用のソフトで、その名の通りスクリプト(インタプリタ言語)なんですが、アタシはこれしか使わない。つか使えない。
てなわけで、Windowsタブレットがあれば、いつでもどこでもベスプレが遊べて、スクリプトを書いて遊んだりできるなぁ、と。

んで、実際に買ったのは「V820W」っての。わりと評判が良さそうだったので決めた。ほぼ使う予定のないAndroidとのデュアルブートってのは余計だけど、本当にAndroidを一切使わないなら領域を消せばいいだけだなと。(現注・後に本当にAndroid領域は消去しました)
ただ問題はWindows10ってことです。
操作性というかUIが違う!とかはどうでもいい。どのみちWindowsタブレットは初めてなんだから「慣れ」は必要だしね。
でも互換性だけはかなり心配で。

さっきも書いたようにベスプレは15年も前、つまりWindows2000とかMeの時代のソフトです。MortScriptでもXPの頃のソフト。どっちも動かなくても文句はいえない。
とはいえ両方ともWindows7では動いてるんでね、ま、半分は賭けっつーか、どうにか無理矢理にでも動かす方法はあるだろうと。ネット上にはそーゆー無理矢理なことをしてる人がいっぱいいるからね。

ここからは実際に使ってみての感想。
何しろ中華タブレットは初めてなので起動していきなり戸惑いました。中国語です。当たり前ですが。
最初は日本語環境をいろいろインストールしてたんだけど、文字化けしまくりでね。互換性どころの話じゃない。豆腐とクエスチョンマークだらけのダイアログが出てこられても、何がどうダメなのかさっぱりわからん。

グエー死んだンゴ。生きててええんやで。

これじゃ埒があかんってことで、Windowsを初期化しました。んで最初から日本語を設定。これで文字化けはとりあえず解決。
ベスプレは意外と問題なく動いた。最初は文字化けが出たりしてたけど、それもいつの間にか直ったし。速度ももともとがもっと低機能のハードを想定して作ってるソフトなんで(何度もいうけど15年モノなんで)、まったく問題ありません。

一方、MortScriptは苦労しました。
そのまま関連付けのために起動すると、対応してないという無情の文字。プロパティから互換性関連を弄ってもダメ。
こりゃどうにもならんな、しゃーないからWindowsPowerShellでも覚えるか、と思ってたんですが、ふと思い立ってインストーラーからインストールしてみるとバッチリ動きました。
文字コードの問題はあるけど(これはWindows7からある)、これも文字コード変換ソフトをカマせば何とでもなります。

こうなると人間欲が出てくるものでして、自宅サーバに入ってる動画くらいは見たいな、とか、出先の緊急用として一応フォトショとイラレも入れておくか、とか。
普段使いしているFirefoxも入れてあるけど、ほとんど使わない。ブラウジングするには遅いし、何より特別アンチウイルスソフトも入れてないし。標準で入ってるWindows Defenderだけ。これも緊急用ですね。
普通なら絶対に入れるGoogle日本語入力さえ、入ってない。コイツで長文打つ予定が一切ないもんで。

インストールするソフトを絞るのはウイルスの問題ってより容量の問題が大きい。
何しろ全部で32GBしかない。しかも8GBはAndroidが使ってるし、13GBくらいはOSが使ってる。だから全部で8GBくらいしか余裕がないのです。となるとむやみにソフトをインストールできないっつーわけでね。
あ、もちろんmicroSDスロットはあるんだけど、相当遅いです。ここにソフトを入れておくってのはちょっとナシ。ま、倉庫くらいの感覚でしか使えませんな。
ま、これは死蔵にならない予感がプンプンする。ナンナと使い道が思いつく。

これが1万円ちょいで買えるんだからいい時代ですよ。ま、結局いろいろ周辺機器を買っちゃって、それなりに散財しちゃってるんだけどさ。







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