何度かボツネタ供養みたいなことを書きましたが、中には何度も同じ題材で書いてね、それがことごとくボツになるネタがあったりするのですが、それがプリンタネタなんですね。
でね、もう悔しいから、今回はリアルタイム更新にする。放置してるとまたボツになりそうだし。
大抵ボツにする理由は「時流に合わない」からなんだけど、プリンタってそこまで時流とか関係ないはずなんです。でも毎回「将来的にはこういたい」ってのが変わるから、結果として、読み返してみて「なんだかなぁ」と思っちゃう。
例えば直近でボツにしたプリンタネタはこんな感じでした。
・プリンタは王様だ。常に機嫌をとっておかないと肝心な時に動いてくれない
・かといって仕事柄プリンタは必要である。まさかいちいちコンビニへ走るわけにもいかないし
・海外へ行くことを考えたらモバイルプリンタってのはアリなんだけど、どうも決め手に欠くんだよな
なんだ、要約したらこの程度のことしか書いてないのか。まったくホントにイヤんなる。
モバイルプリンタっていっても結局インクジェットなわけですよね。となるとやっぱり王様扱いしてやらなきゃいけないわけで。たしかに海外にも持っていけるといえばそうなんだけど、王様を連れて海外なんて、もう考えるだけで気疲れする。わざわざスーツケースのスペースを空けて持って行ったはいいものの、現地で「余は気に入らないぞよ」なんて言い出したらホテルで叩き壊しかねない。
そんなことをするくらいなら、現地でやっすいプリンタを買った方がまだマシだ。
だからモバイルプリンタがいいって発想は完全に消えたわけです。
んで今、どんなプリンタを使っているかというと
もうほとほと王様の相手に疲れたので、もっと従順なのにしたかった。つまりインクジェットはダメ。となると残っているのはレーザーしかない。
アタシは古い人間なんで、個人でレーザープリンタなんてとんでもないって、ずっと思ってたんですよ。サラリーマンだった時にレーザーのメンテナンスが如何に面倒か(といってもカスタマーサービスに電話するだけだけど)、んでトナーがどれくらい高いかってのも、嫌というほど知ってる。
たしかにトナーは高い。高い高いといわれているインクジェットのインクよりはるかに高い。桁が違う。でもランニングコストで比べたらそこまで変わるわけじゃないんだよね。
そんでもって本体はビックリするほど安くなってる。
ホント、カラーレーザーなんて昔は高嶺の花でしたよ。それがインクジェット複合機とそれほど変わらない値段で買えるようになってる。
こうなりゃメンテナンスもデメリット感が薄くなる。メンテナンスを呼んで、修理を重ねて、なんてやるのは本体が馬鹿高いからで、ここまで安いとなると「最悪買い換えればいいか」と思えるから気も楽です。
んでね、もうこれは革命だとさえ思ったんだけど、王様扱いしなくていいのです。
インクジェット機を王様扱いしなきゃいけないってのは構造上の問題で、ある程度マメに印刷してやらないとノズルが詰まるし、いっぱい印刷したらしたでヘッドが汚れる。つまり印刷の必要があろうがなかろうが、王様の機嫌をとるためだけに、最低月に一回、そこそこの枚数を印刷する。でも「そこそこ」を越えたら逆に機嫌を損なうから、もっといっぱい出さなきゃと思っても、なるべく抑え目に、と思ってしまう。
でもレーザーならこんな馬鹿げたことは一切しなくていい。
出力したい時に出力したいだけ、できる。
こんなの当たり前すぎるはずなんですが、インクジェットはこの当たり前が出来ないんです。だからプリンタ絡みのトラブルで何度イライラしたことか!
そこへいくとレーザーは本当に従順なヤツです。ちょっとファンの音がうるさいけど、まあ王様の機嫌をとることを思えば余裕で我慢できる。こんなことだったらもっと早くレーザーにすればよかった。
というか、本当は「たいしてプリンタなんか使う機会がない」一般家庭の人ほどレーザーにすべきですよ。そんなクオリティの高い写真なんか必要ないでしょ?コンビニの複合機を使うみたいにサッとコピーできた方がいいでしょ?
だったらレーザーですよ。アタシの財布は1ミリも膨らまないけど、もう絶対レーザーを勧めます!