(寝なきゃ)ダメ人間
FirstUPDATE2014.4.17
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ダメ人間といえば鈴井貴之、「水曜どうでしょう」でいうところのミスターですが、その「水曜どうでしょう」で不思議なことがひとつあって。

彼ら一同は過酷な旅を続けててね、疲れたってことは口にする。疲れた表情も、もちろんする。でも意外なほど「眠い」とはいわないんですね。
夜中まで馬鹿騒ぎを続けて、でも朝は7時発、とか結構早い。他はユルユルダルダルでも、朝だけは結構ちゃんとしてる。
車や公共交通機関での移動の場合は車中で寝てたりしますが、原付の場合は寝れないわけですよね、当たり前ですが。
あれはもう、アタシからすれば、本当に凄い。もうそれはアタシが寝なきゃダメ人間の典型だからです。
どれくらい寝なきゃダメかっていうと、最低9時間、下手したら12時間でも寝てられるくらいです。

しかも夜型人間ときてる。だから「早めに寝て睡眠時間を確保する」ってことが出来ない。昼間の間どれだけ眠かろうが、夜になるとバッチリ目が覚めて、まったく寝付けない。
それに加えて寝起きがすこぶる悪い。仮に十分睡眠時間をとっても悪いのに、睡眠不足の時はもちろん、冬の寒い時期なども、目が覚めてから30分くらいは身体が動かない。
こういう人間がサラリーマン生活を続けるってのは、正直人の何倍も辛い。だからサラリーマン時代は「朝起きることが出来ただけで、その日の仕事の半分が終わった」って感覚でした。

こんなことを書くと「何て自堕落な!」と思われる方もおられるでしょう。しかし普通の人、いや普通かどうかは知りませんが大多数の人にとって、ここまで朝起きることが過酷な作業なのか?それこそ団体行動した時とかにね、「水曜どうでしょう」じゃないけど表情見ればわかりますよ。どう考えても他の人にとっては「朝起きる」って行為が苦行に見えない。少なくともアタシ並には。
ホント、アタシもいい歳ですからね。歳をとってくると体質ってもんがはっきりと出てくる。んでもう痛感するわけです。体質ってのは見事なくらい人それぞれなんだな、と。
もちろん逆もあるわけです。アタシにとって容易いことが他人にとっては意外と難しいことだったり。「え?なにこの程度で疲れてんの?」みたいなこともある。アタシは比較的歩くのが平気な方だったんで、ちょっと歩いただけで疲れた疲れたって人が信じられなかった。
でもこれも今となってはわかります。要は体質なんですね。

アタシが極端なくらい○○健康法とか○○ダイエットとか○○健康食品とか信じないのはそこでね。んなもん絶対人によって効く効かないがあるに決まってる。いや効かないだけならまだいい。身体に悪影響を及ぼすことだって十分考えられる。
まあそれでも自分から能動的に取り入れたなら自業自得ですが、そういうのってやたら勧めてきたり売りつけたりしようとするのがいるでしょ。で「私には効いた」「○○さんには効いた」「みんな効いた」って、だから何だって話です。
医者が出す薬がまだ信じられるのは、あれは人によって処方を変えてるわけですよね。ところが莫迦に言わせると「薬漬けにされる」だと。ふーん。
じゃあその、なんたらサプリメントも体質に合わせて、それも2、3種類じゃダメだよ、最低でも100種類、体質別や年齢別に用意しろや。○○健康法も○○ダイエットも体質別に全部やり方変えろや。

でもそんなのは、ない。
いやマジでね、もし本屋に「寝なきゃダメ人間・しかも夜型・しかも朝身体が動かない人専用健康法」なんて本が並んでたら喜んで買ってやるから。







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