なんとなくTwitterの仕組みの凄さはわかったって話
FirstUPDATE2011.4.26
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Twitteにも書いたのですが、AppStoreで配信されているiPhone用アプリというか電子書籍「Twitter社会論」を読了しました。

Twitterに関しては始めてみたものの、どうも面白さがわからなかったのが本当のところで、始めたばっかりの頃にそういう感想のエントリを書いたこともありました。
実は今でも本当に面白がっているのかは微妙でして、フォロワーも全然増えてないというか、そもそも増やそうという気すらないですしね。
Twitterの面白さは結局有用な情報をどれだけくれるフォロワーがいるかで決まるようなもんですから面白がりようがないのが現実です。
それでも「Twitter社会論」を読んでなるほどなぁと思うのところは多々ありました。

一番ハッとしたのが、そういえばTwitterにはタイトルがないってことなんです。
このブログを書く時、正確には書き終わってからですが、いつもタイトルには悩むのです。だいたいブログにタイトルとか必要なのかねとも思うのですね。
今まで購読してなかったブログを読む時、たしかにタイトルがあった方が便利なのです。しかしブログの文章なんて書き捨てがほとんどで、いやちゃんとした文章を書いてる人もいるのですが、少なくともこのブログは辿ってまで読むようなことは書いてない。
昔はね、そうじゃなきゃダメだと思ってたんですよ。だから旧yabuniramiJAPANではできるだけわかりやすいタイトルをつけてたし、きちんとカテゴリ分けもしていた。過去にどんなことを書いたか一覧できるようにサイトマップ的なものもつけていました。

しかし冷静に考えるとそこまでして読んでほしいわけでもないのです。アタシは仕事でもなんでも「終わったことにはあまり興味がない」タイプなので、自分の書いたことを全部読んでほしいとかさほど思わない。
それにアタシのやってるブログは基本自分の出来事を書いてるわけではなく、その時なんとなく思ってることを書いているだけです。あくまでその時はそう思ってただけで、後から読み返して「あれ?そんなこと考えてたんだ。今は全然違うんだけど」みたいなことばかりなんですね。
ですから結局こういうスタイルになったし、物好きな人がなんとなく流し読みしてくれればそれでいいんです。
読み返してもらったり遡って読んでもらいたくないのであれば、タイトルとか本当にいらない。

よくよく考えると、メールのタイトルというか件名ね、あれもいらない。仕事のメールなら「お世話になっております」とか、久しく会ってない人なら「ご無沙汰しております」とか、少し親しい人なら「こんにちは」とか、こんな件名がずらりと並んでいて内容が全然わからない。しかも返信を繰り返すと「Re:」ばかり並んで何のことかさっぱりわからなくなる。
まあこうなると結局本文を開かなきゃいけなくなるわけです。

タイトルとかナシにして数行分プレビューした方がいくらか使いやすいんだけど、それに特化したメーラーってのも意外とないし。それはそれで中途半端なところで文章が切れてやっぱり本文を開くということになりそうだし。
メールにしろブログにしろ、一覧性と内容を素早く把握できるのは文章の長さ的に両立が難しいんですよね。

そうこう考えるとTwitterの140文字というのは実によく考えられている。本文のすべてがプレビュー程度の長さしかないんで、ずらずら表示させても非常に見やすい、てのはTwitterをやるモチベーションにはなるような。







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