Twiiterなるものを始めてみました。
え？Twitterって何？って人は検索してほしい。というか「Twitterとはマルマルシカジカである」とわかるならTwitterなんか始めちゃいない。
ではなぜ始めたか、理由は簡単です。
つまり「何がおもしろいのか、さっぱりわからない」からなんです。

何がおもしろいのかわからないからやってみる、これは面白いとわかっているものより楽しみ方が深い。というか、感覚的にはジャケ買いにちょっと似ている。
てな説もあるわけだけど、面白くなさそうなものを始めるというのは、やっぱり気が乗らないものです。理屈で考えているうちでは、本当におもしろさというか、何のために使うのかがさっぱり見えてこない。
特定の人に何かいいたいのならメールでいいし、不特定多数の人に何かいいたいのならブログで十分じゃないかと思ってしまう。
「つぶやく」といっても要するに短いブログと何ら変わらないし、フォローという発想だってマイミクと何が違うのか、正直わからない。

そもそも特定の人に公開することや携帯電話から投稿することだって、今のブログサービスで十分可能です。
短文しかダメってのも何かね。そうなるとちょっと長いurlアドレスなんかを載せられない。
これはurlを短縮してくれるサービスがあるんだけど、法則性がわからないからいわゆるフィッシングサイトみたいなのにも引っかかりやすい。
これだけ利点が見えないというか欠点ばかりが目に付くサービスにも関わらず、ユーザ数は爆発的に伸び、近所の本屋でもTwitterの本を集めたコーナーなんかができてたりする。
さすがにこれは何かあるんじゃないか、これは実際に始めてみなければ到底わからないんじゃないかと思って始めたわけです。

結論をいうと・・・やっぱりわからんわ。
もしリアルな友達が軒並みTwitterをはじめてくれたら、まあ面白いかもしれない。しかしアタシの周りでは誰もTwitterなんかやってない。
しかもそれだって「他人のTwitterを見る」ことが面白そうなだけで、自分の行動を逐一報告したいなどとはまるで思わない。もし何かいいたいことがあるなら、このブログに書くかメールするし。

・・・・とここまで書いてきたのは事実なんだけど、実はもうひとつTwitterを始めた理由があるのです。
それはAPIが公開されていたから。
え？APIって何？って人は検索してほしい。それがわかるなら（ry（現注・この「（ry」ってのも時代が出てますね。たぶん発祥は2ちゃんねるなんだろうけど、つまりは「略」ということです）
要するに外部からTwitterのデータを引っ張ってこれるんですな。世にあるTwitterクライアントソフトもおそらくこれを使っている、と思う。え？クライアントソフトって（ry

アタシは極簡単なスクリプトを書くのが趣味なので、これでちょっくら遊べるんじゃないか、そういう理由というか野望もあった、というわけです。
ところがTwitterのAPIってややこしいね。てかだいたいTwitterの面白さがわからない人間がどういうものを作ったら面白いのか便利なのかまったくわからない。
というわけでこの野望もスマートフォンから数秒でつぶやける簡単なスクリプトを作っただけで終わってしまった。しかもこれはメール投稿でTwitterにつぶやけるサービスを使っているので、APIとは全然関係ないし。

こんなかんじでぼくのはつこいもしっぱいにおわってしまいました

初恋じゃねえや、Twitterだ。
ま、終わらせるにはちょっと悔しいので、とりあえずもう少し続けてみるとしましょうか。
って・・・いつまで続くのかねえ。

2023年現在、Twitterもエラいことになってるけど、それでもTwitterのフロントエンドとしての強さは、少なくとも日本では圧倒的なんですよ。 だから「サイトの告知目的に」Twitterアカウントを持ってる、なんて、個人でも企業でも当たり前だし、アタシだってずいぶん活用している。 これがTwitterの強さで、想定外の使い方が出来たからこそここまで生き残ったんだろうし、逆に「商売としてやっていくのはどうやってもしんどい」ってのがTwitterの致命的な弱さのような。

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