というわけで、こないだ書きそびれた「史上空前！！笑いの祭典ザ・ドリームマッチ06」について書いていきます。

今回はダウンタウンもコンビシャッフルに入るということで、アタシと友人の注目点は当然のように「松本、浜田が誰とコンビを組んでほしいか」という一点に絞られました。
が、その前に・・・、スケジュールの都合からか、前回参加のくりぃむしちゅーが不参加というのは非常に残念で、ボケを活かすというよりも、ツッコミ自体がボケとして成立する上田が誰かと組むというのが見たかったのに、それは少し残念でした。

が、それ以外は前回とおなじ出演者。ダウンタウンも参加するとはいえ、あと一組補充してもいいような・・・
とはいえ適任者がなかなかいないんだよなぁ。これ以上ダウンタウンファミリーを入れると偏った感じがするし、関東勢では適任者がいない。爆笑問題じゃ実力不足だし。（もちろん太田の方ね。元旦の「爆笑ヒットパレード」でもカミまくってたもんな；；；）

しかしそんな太田よりもはるかに問題に感じてたのがロンブーでして、正直出川よりもこのふたりこそジョーカーだと思ってました。
ただね、ダウンタウンが出場するとなると、このふたりの存在意義がでてくるような気がしてきたんです。
アタシと友人の話の中で、松本は誰と組んだらいいのか、という話題をずいぶんしたんですが、なんか誰でもあんまりよくなさそうに思える。
もう少し説明すると、浜田のツッコミはもう名人芸の域までいっているわけです。しかも誰と組んでもおそらくネタは松本が考えるだろうと。だから下手をするとダウンタウンの縮小再生産に可能性があるんじゃないかと。

・・・しかし、ふと奇妙な組み合わせを思いついたんです。そう、淳と松本を組ませたら、絶対にダウンタウンの縮小再生産にはならないな、と。
じゃあ浜田は、というと亮と組んで欲しいと。なにしろ誰と絡ませても「相手を徹底的に活かして笑いをとる」ことに関しては天下一品ですから、＜あの＞亮と組んでも、亮の知られざる魅力を引き出せるんじゃないかと。
ところが、残念ながら「淳＝ボケ、亮＝ツッコミ」という振り分けになってしまい、アタシと友人の希望は実現しませんでした。でも来年はもうちょっとフレキシブルにやってもいいんじゃないの？

さて本番ですが、個人的に注目したコンビは、天野とぐっさんのテクニシャン同士のコンビでした。
実際、あまりにもまとまったネタで、最後に天野がいっていたように、本当に営業とかまわってもできるんじゃないかと思えるほどでした。まぁ驚きはないけど、こういうシブいコンビがあってもいいと思うし。

優勝が誰かはどうでもいいんですが、とにかく驚かされたのは、浜田と大竹ですね。
浜田は徹底的に受けにまわって、淳が本領を発揮できるネタで、完全に淳を自由に泳がせてましたね。しかも自身の存在感は一切消さずに。
たしかに淳もよくがんばってたと思いますよ。そして浜田とのネタ合わせは大変だったと思います。（そりゃ気を遣うわな）

でも淳がネタ終了後にいった「去年（出川とのコンビ）とは全然違った。ドシッと構えてられた」という言葉にすべてが集約されているような気がします。
とにかく自分が困っても、浜田がなんとかしてくれる、その安心感によって、淳は実力以上のものを発揮することができた。そして今度こそ、淳も自分の実力を把握（もちろんいい意味で）把握できたんじゃないでしょうか。
すごいな浜田。ここまで「（芸と実力を）肌で教えてあげられる」芸人はそうはいないよ。

そしてもうひとりは大竹ですね。やっぱこの人のボケはすごい！！
去年も「違うなぁ！」って関心したけど、今年ももうさすがというか、あのあっという間に異次元に連れていってくれるボケは、松本とはまた違ったタイプの職人芸ですね。
松本と三村のことにも一応触れておくと、まぁ完全にいつもの松本ワールドでしたね。三村もよく松本ワールドについていってるなとは思ったけど、あれなら三村じゃなくてもいいわけで。どうせシャッフルしてるんだから、松本の新たな面が見たかったっていう不満は残りましたね。

てな感じです。ではでは

これまた痛々しいエントリで、読んでて辛くなるわ。 というかアタシはたまたま＜笑い＞について書くことで病んでいったけど、完全にワンテーマでサイトをやってる、しかも趣味でって人って病まないんだろうか。それはそれですごいなぁ。 アタシが雑多にいろんなことを書いてるのは実は病まないための予防だからね。

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