沢崎と小林幹英を投げさせなくてよかったのか?
FirstUPDATE2005.10.12
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結局最多勝争いは下柳と黒田が分け合う形となったわけですが、やはり広島の最終戦は釈然としないものがありました。

というのも、黒田がどうこういうのではなく、引退の決まっている澤﨑と小林幹英の登板がなかったからです。2人は今日出場選手登録をされており、おそらく今日引退登板の予定だったのでしょう。にもかかわらず、結局登板なし。本当にこんなのでよかったんですかね。
黒田はすでにタイとはいえ最多勝のタイトルは確定しているわけですよ。引退登板を消してまで単独になるってのはどう考えてもおかしい。というか悲しい。
そりゃ広島が大量点を取って黒田に勝ち星がついて、なおかつ2人の引退登板ができればベストだったんだろうけど、相手は苦手の三浦、しかも横浜は今日勝てばAクラスが確定するわけで、勝ちをやすやすと譲るというのは考えづらいのは試合前からわかっていたはずです。

今日は野村がショートと外野を守るというサービスぶりでそれはいいことですが、実績ではかなり劣るとはいえ澤﨑と小林幹英も功労者であることは間違いありません。なのにちょっと差がありすぎるというかね。
黒田に否はないとは思いますから、やはり首脳陣の問題ですね。アタシは広島ファンじゃないのでわりと冷静ですが、これがもし阪神のことならかなりキレてると思います。だって黒田は来年の課題として単独最多勝を狙えば(というか狙わせれば)いいだけの話なんだから。なんかここまでケチのつくタイトル争いって、例の四球合戦を彷彿させるな、とすら思ってしまいます。

うーん、釈然としないというより、なんだか悲しいな。澤﨑も小林幹英もけっこう好きなピッチャーだったのに。いいのか、広島ファン。と聞きたくてしょうがありません。

てなわけで5日前のエントリのあとがきの続きですが、結局ね、アタシが黒田博樹という投手にたいしてイマイチ良い感情が芽生えないのはこういうことの積み重ねがあるからだと思うんです。
メジャーから帰ってきてからの藤浪を恫喝したり、とか、男気とか言われるけど、どうも自分勝手な男気なような気がして。
本文では首脳陣に問題があったんじゃないかって論調ですが、今となっては黒田にも問題があったような。というか澤﨑とか小林幹英の最終登板を飛ばしてさ、それも「勝てばタイ」ならともかく単独最多勝のためにってのが、どうにもスッキリしない。
藤浪は怪我の影響もあったけど、メンタルがおかしくなったのはあの恫喝からですよ。マジで。
どうしても金本とか、同じ広島でも大瀬良の聖人ぶりと比べてしまうもん。それはしょうがないよ。




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