下柳に最多勝を
FirstUPDATE2005.10.7
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えと、他にも書きたいことはあるのですが突発的に。というのも広島・黒田が15勝目を挙げたことについて、どうしても、いち阪神支持者の気持ちをわかってもらいたいからなんです。

阪神タイガースの公式戦最終ゲームね、あれ、ずっと見てたんですが、もう相当感動しましてね。野手もベンチもまるで自分のことのように必死で下柳に勝ち星をつけようとして守り、そしてまた下柳の感動的なまでのナイスピッチ。しかも試合を決めたのが、もっとも感情がなさそうな鳥谷というのもなんだかよくできた話です。
まぁサヨナラホームランは今までの鳥谷っぽいホームランでしたが、一本目はマジでビビりました。いつものなでるようなバッティングとは180度違う、左腕の押し込みの効いた一流打者の打ち方をしてました。もしかしたら、こいつ、とんでもない選手に化けるかもしれませんよ。
え、ああ、鳥谷の話はどうでもいいんだったっけ。

あの試合がね、下柳がいつものように6回2失点ぐらいで、あとをJFKがいつものように締めるみたいな展開なら、仮に黒田が単独最多勝を獲っても「あ、まぁしゃあないわな」ぐらいに思えたと思うんです。
ところがあの下柳&ナイン&ベンチの一体感を見せられた日にゃ、どうしてもね。やっぱり釈然としないものがあるというか。
別に中継ぎで勝ち星がついたとかはどうでもいいし、どうせあと一試合は先発するんだろうしね。だから仮に単独で黒田が最多勝を獲ったとしても、黒田にも山本監督にも何の責任もない。実際完投数でもイニング数でも黒田と下柳では段違いなんだから、文句をいえる筋合いはないんです。

でも、でもやっぱり、黒田に「単独じゃなくてもいいじゃん」といいたいのです。もう下柳が最多勝争いに絡んでこられるなんてありえないんだから。だからこれはお願いですね。どうでしょうか、山本監督&黒田投手。

これねぇ。よく憶えてるわ。5日後にその後の顛末を書いてるのでそっちに詳しめに書きます。




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