「芸人論」論
FirstUPDATE2005.6.8
@Scribble #Scribble2005 #やぶにらこぼれ #笑い #ネガティブ #メンタル 吐露 単ページ PostScript

まずはサッカーファンのみなさん、おめでとうございます。アタシは「とにかく一点とれ!」と思ってみてましたが、よりによって一番信用してない柳沢のゴールとは意外そのものでした。まぁ本戦ですよ。なんとか2勝してほしいもんですな。

さて、本サイトをはじめてから1年8ヶ月が立ってしまいました。更新できない日もままありますが、自分でも「よく続けてこれたな」と感心してしまいます。
私は子供の頃から飽きっぽくて、何をやっても長続きしないのがデフォになっていました。だからサイトをやろうと思ったとき、最初は「期間限定でいいんじゃねぇの?」と思い返し、阪神の優勝→日本シリーズの流れの中でだけ書いていこうと思ったんです。

それ以降もしばらくは「いつやめてもいい」という感覚で、ヒマを見つけて書くというスタンスでやってたんですが、せっかくだからもうちょっと難しいことに挑戦してみようと思い、毎日更新をノルマにしたんです。
実際には何日か抜ける日があったり、とくに今年の3月は半分くらいしか更新できなかったりもしました。しかしそれでもその度に持ち直して、今まで続けてきたわけです。
あ、念のためにいっておきますが「これでヤブニラミジャパンは閉鎖します」って話じゃないのでご安心を。(誰も心配してない?)

最初は本当に一部の人しかみてくれなくて、しかも積極的に宣伝をしなかったのでアクセス数は微々たるものだったと思います。書いても書いても何の反応もない状態で続けていくのはモチベーションがもたないのですが、それでも「仕事でやってんじゃない。自分が書きたいから書くんだ」というスタンスを貫きました。

このサイトが少しずつ知られるようになったのは、芸人について書き出してからで、とくにダウンタウンのことを書いた頃よりアクセス数が増え出しました。といっても人気サイトとは比べものにならない数ですが、それでも毎日、名前も顔も知らない人が見てくれている、ちょうど「書きたいから書く」というスタンスだけではもたなくなってきた頃だったので、アクセス数は大きな励みになり、だから今日まで続けてこれたのです。

で、本題です。
さいきん芸人というか笑いについてあまり書いてないのですが、正直ネタ切れなのです。そもそもアタシはそこまで芸人ウォッチャーではなく、あくまで自分が見た範囲のことしか書けないから、キャパはたかがしれてる。
それにアタシは本来関西の芸人よりも、クレージーキャッツやドリフターズといった人が好きな人間です。ダウンタウンについてはたまたまデビュー当時から見ていたので自分なりの意見を書けましたが、関西の芸人について本格的に調べたことは一度もありません。
ですからもっと芸人論を、という意見はいただくのですが、調べてまで書こうと思っていない以上、あまり笑い関係のことは書けないと思います。

笑いは難しいです。それは一度でも、大きな舞台で何をやっても笑いひとつおきない状況に立たされた者しかわからないと思います。アタシは大学時代、素人芸をやってたことがありますが、こんなものは何のキャリアにもなりません。でもあのせっぱ詰まった、どうしようもない状況に置かれた気持ちは少しだけわかるつもりです。
そこで何もできなかったのがアタシであり、今テレビにでているような人はその壁を突破してきたような人です。それだけで尊敬に値するものであり、だからこそ、好き嫌いはあれど、アタシはどんな芸人も馬鹿にしたりはできないのです。

アタシに出来ることはほとんど何もありません。ただ自分がみた人について、わかったようなことを書くことしかできません。おもしろいと思った人はおもしろいと書くし、つまらないと思ったらつまらないと書く。でもそれはあくまで主観でしかなく「アタシはおもしろいと思ったんだから、みんなもおもしろいと思え。逆もまた然り」なんて全然思えないわけです。アタシがおもしろいと思っているものを全部否定されてもかまわないのです。

「何いってんだコイツ、お前全然わかってないじゃないか」と思われて結構。そうでないと嘘ってもんですよ。
ただ、これだけはわかってください。アタシは笑いが大好きなのです。そして笑いを生み出す人たちを心の底から尊敬しています。アタシは笑いを生み出すことができないからエラそうに駄文をつらねてるだけで、それは笑いを生み出している人に比べるとどれだけ下等なことかは自覚しているつもりです。

なんだかえらくマジメなことを書いてしまいました。まぁたまにはいいでしょう。ではでは

たしかこれ、だいぶ悩んで書いた文章だったはずでね。
正直言えばこの頃から<笑い>ネタを書くのが精神的にキツくなっており、その気持ちを吐露したかったんですね。
しかしあまりにも「正直に」吐露すると、固定ファン(がいたんですよ、この頃は!)に悲しい思いをさせるかもしれない、と思い、相当抑制して書いたって記憶がある。
最後はポジティブに終わってるけど、これはもちろん読者のためってのもあるけど、自分自身が前向きになりたかったからってのも大きい。無理矢理自分に<笑い>は素晴らしいぞ!と言い聞かせている感すらある。
ま、それくらいメンタルがやられてたのよ。それだけわかってもらえれば十分です。




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