これがMacの生きる道
FirstUPDATE2005.1.7
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アクセス解析の検索ワードを覗いてみると、年明け以降「首痛」で検索してこられる方が多くてビックリしています。正月早々首痛とは大変でしょうが、くれぐれもお大事に。

今日はMacのことを。Macといってもファーストフードでもなければスピーカーでもありません。もちろんパソコンのMacのことです。
なにしろデザイナーという職業柄、Macとはどうしても縁が切れないわけでして。
よくいわれることですが、なぜDTPをやる上でMacが不可欠なのか、その説明をしだすと長くなるうえに読んでても退屈なだけなので省きますが、そこんとこをごまかしつつ約1年Windowsのみでがんばってきたんですが、やはり限界でした。近々安物の、iMacでもいいから購入しないとラチがあきません。(現注・結局この時はiMacを買わなかった)

よくMacユーザーを狂信者扱いする人がいますが、とんでもない話です。なにしろアタシは日立ベーシックマスターレベル3以来、23年になろうというむやみに長いパソコン暦があるのです。はっきりいって別にOSなんてどうでもいい。アタシが望んでいるのは「一番普及しているOS(のマシン)を使いたい」ということだけです。
マイナーな、ソフトのないマシンを使うなんてまっぴらなんです。だからWindowsだけにしたかった。でもそうはいかないのがはっきりしました。やっぱりMacは必要だったんです。

だからね、Macがもっと普及して、ソフトも増えて、価格も安くなればいいんです。無理なんだけど。
ただまったく無理だというわけでもなく、現にiMacで一度は実現したんですから。
初代iMacの登場は本当に衝撃でした。当時のスペックを今書いても意味がないので書きませんが、フラッグシップ機に匹敵するような性能で、15万円を少し超える価格は驚異的でした。現在の水準を考えるとエントリーレベルのデスクトップで15万円を超えるというのはかなり高いのですが、本当にね、当時は安かったんです。
それにあの色ね。のちに何色かカラーバリエーションがでましたが、またカラーバリエーションが似合うデザインだったのもよかった。

でもモデルチェンジするたびにデザインがダメになっていったでしょう。今の額縁みたいなのもそうだし、その前の雪だるまみたいなのもそう。第一カラーバリエーションが白しかできないのがいただけない。そうじゃないだろうと。洗練のさせ方を間違えてるだろうと。
そして一番いただけないのが価格です。Windowsの最安値マシンが5万ちょっとで買える時代に、15万円は高すぎます。しかもこれでエントリーマシンなんだから、そりゃWindowsユーザーにとって、Macを買うなんてとんでもない酔狂に思えるでしょう。アタシもまったく同意見です。

とにかくiMacは安くないと意味がないと思うのです。現在の水準を考えるなら8万円程度におさえなきゃならない。もちろんモニタ込みでね。

あとiBookも考えものです。iMacが液晶モニタになった以上、iBookが<廉価版PowerBook>の意味合いしかなくなった。でもそれじゃ意味ないでしょ。たぶん心ある人なら片落ちのPowerBookを買うだろうし。
アタシがiBookに期待しているのは、たとえばシャープのMebius PC-CV50(現注・ちょっと後の時代のネットブックライクな機種)のようなマシンなんです。アップルはPDAを出していないんだから、「え!?このサイズでこの性能!?」みたいなのを目指さないでどうするんですか。
iMacに求められているのは「安さ」と「カラーバリエーション」、iBookに求められているのは「極限の小ささ」だと思うんですがねぇ、どうでしょう。

ま、どっちにしろアタシはOSXの時点で買わないんですけどね。あぁ、もっかいOS9が動くようにしてくんないかな・・・。

と書いてますが、今考えたらOS9とか不安定も不安定だったからね。
おかげで左手のホームポジションが「コマンド+S」って癖がいまだに抜けないよ。




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