ホリエモンという哀愁の噛ませ犬
FirstUPDATE2004.11.2
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今日スーフリの和田に判決がでたそうで、当時の集会の映像をひさしぶりに見たんですけど、何度みても、この人、道さえ間違わなきゃけっこういいとこまでいったかもしれないのになぁとあらためて思いました。

どうもね、アタシは和田被告とホリエモンがカブるのですよ。もちろん和田被告の残虐性をホリエモンも持っているなんて、まったく思っていませんが、あの人を束ねることができる人間だけが持ちうるオーラというか、カリスマ感が本当によく似ているなぁと。
自慢じゃないけどアタシはこの手のオーラが皆無な人間で、人を管理しなきゃいけない立場に向いてないとほとほと痛感しているのです。だからこそ、こういうオーラを持っている人、アタシからみれば何かの特権にすらみえてしまう、それを持ちあわせているのがうらやましくてしかたがない。

まぁ和田なんかうらやんでもどうにもならないし、かといってホリエモンのこともそんなにうらやまくはないのですがね。
ああ、こういう書き方はよくないな。失敗。でもほりえもんと和田は違いますよ。犯罪うんぬんの問題じゃなくね。ホント、これだけは断言できます。
何が違うのかといえば、和田にないものをホリエモンは持っているように思うのです。
今日のホリエモンの記者会見をみててね、不覚にもめちゃくちゃ感情移入してしまいました。なんというか最初にみた時にはまるで感じなかった哀愁をホリエモンから感じたんです。この人、いつのまにこんな哀しみを背負ってたんだ、とビックリしました。それは到底若き成功した実業家の空気じゃないんですよねぇ。

思えば今回の球界再編騒動の流れを完全に変えたのはホリエモンなんですよね。この人の存在があったからこそ今こういう形に落ち着いた、といってもさしつかえない。いわば功労者ですよ。
マスコミにあらわれた時点からすでに胡散臭くて、今現在もちっとも胡散臭さはとれていない。でもいつのまにか、何かがプラスされた。なんというか、宦官贔屓というか、忠臣蔵の精神というか、特に今日の記者会見で、楽天にエールをおくりつつ、嫌味のひとつもいわずにおれないホリエモンには、そういった敗者の美学がね、ありましたよ、たしかに。

ほりえもん、売名だなんて疑ってすまんかった。Tシャツのまでケチつけてすまんかった。よくやったよ、アンタ。勲章のひとつでもあげたい気分ぞよ。スッパッパー
いや、根本的にはいまだに信用してないんだけどね。でもいいじゃん。信用してないけど認めるという存在の人がいても。

ま、ホリエモンを認める認めないはともかく、書き出しがスーフリで、ホリエモンにつなげるのはさすがに失礼だわ。それはあやまる。




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