以前家族用のパソコンを買ったって話をしたと思うんですけど、その時はあえて機種名をボカしていたのですが、はっきりいうと「hp nx9110CT」というヤツなんですけどね。
そもそもほとんどWindowsを使ったことのないアタシには、CPUのクロックの基準がよくわかってないのですが、2.8GHzというのはとてつもない数字に感じます。一般にいわれる「セレロンはもっさり」といわれても、そもそもそんな爆速マシンを使ったことがないからわからないんです。
アタシがはじめて所有したパソコンは、今から24年も前に発売された日立のベーシックマスター・レベル3というヤツです。これのCPUのクロックが1MHzでしたからね。つまり・・・2800倍ということですか。すごいというかなんというか。ついにここまできたんだなぁと感慨深いものはありますね。
ただね、まぁあたりまえの話ですが「2800倍速くなった」というより「2800倍の用途になった」と。なにしろ当時のパソコンは実用的な能力は皆無でしたから。
もう何度となく「これ以上速くなってもしょうがない」とか「クロック競争は終わった」といわれてきましたけど、実際にはそうはなってないですよね。アタシ自身まだまだ満足していないところもある。
重ーいイラレのファイルが、ピクセルブラウザなみのスピードで拡大縮小できたり、フォトショの重ーいファイルに、これまた重ーいフィルタを一瞬でかけれるようにならない限りはね。
んでまた現在重いっていわれているフィルタが一瞬で実行できるようになった頃には、さらに重いフィルタが主流になってきて「あー、もっと速いパソコンほしいなぁ」とか思うんでしょうなぁ。
いったい今から24年後にはクロック周波数はいくつになってんでしょうか。ではでは
2023年現在でいえば、2004年から19年経ちました。 で、今現在のクロック周波数がどうなってるかというと、ほとんど変わっていない。2023年になって「Core i9-13900KS」なんていうモンスターCPUが出たけど、これとて6GHzです。単純計算なら2004年に購入したミドルクラスのノートPCと比べても、たった倍ちょっと、ということになってしまう。 もちろん、言うまでもなく、CPUの速度はクロック周波数だけではわからない。とくにここ15年ほどはコア数とスレッド数が重要視されてるっていうか、アタシも詳しくないので間違ってるかもしれないけど、ひとつの頭脳をブン回すのではなく、ひとつのCPUの中にはいっぱいの頭脳を入れて並列で処理させる、みたいになっています。 だからそこまでクロック周波数は重要視されていない。 それはいいんだけど、単純計算が出来なくなったので、では2004年と比べてどれくらい速くなったかというと、もうベンチマークでも使わない限りよくわかんないんですよ。たぶんメチャクチャ速くなってるんだろうけど、まァね、こういうのは数値ではなく「感覚で速くなった」って方が重要だからそれでいいんだけど。 |
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