「ヤバい！まだ夏休みの宿題が終わってないよ！？ま、社会人だけど」なんていうありがちなネタをかいている日記サイトがどれだけあるか、あとで確かめようと思っている、底意地の悪い藪似です。

ホントに＜いつの間にか＞という感じでオリンピックが終わってしまいましたが、日本勢が健闘したこともあり、そこそこおもしろいオリンピックだったのではないでしょうか。
近年オリンピックが異常なもりあがりをみせている背景には、もちろん実行委員会のがめつさも要因のひとつでしょうが、特に日本においては、様々な価値観の変化があるのも見過ごせないと思うのです。
スポーツのすばらしさというのは、いやそんなことをアタシごときがいうのはおこがましいのですが、結局は＜ほぼ公平なルールのもとに戦い、その果てに人間の本気で喜んだり泣いたりというナマの表情があるからではないか＞と。

ようするにみんな必死なんですよ。これがすばらしい。
ところが昨今の風潮として＜必死＞を嘲笑するようなところがあるでしょ？ちょっと前にやってたツーカーのCMしかり。
昔は＜必死＞という言葉は肯定的な捉え方をされていたと思うんです。ところが今じゃ＜必死＞というのは相手を小莫迦にする時に用いる単語になってしまった。
どんな言葉にも歴史がありますが、これだけ180度価値が変わってしまうのもめずらしいのではないでしょうか。

＜必死＞いいじゃん。すばらしいことです。サラッと軽くなんでもこなす人もカッコいいけど、必死な人もカッコいい。ていうか必死になれない人とか、必死になってる人を嘲笑する人はホントに哀れというか、心の貧しい人なんだと思うんだけどね。なんとかオリンピックとかがきっかけで気づいてくれないものかな。

あ、ただし某パ・リーグ幹部に向かってのみ、＜必死＞の否定的使用を認めたいと思います。

珍しく良い事書いてるな。そうですよ、人々の心を動かすには、結局は＜必死＞ってことが重要なんですよ。 聞いてるか、eゲーマーよ。

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