オッス!オラ初芝清!
FirstUPDATE2004.6.10
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気が付いたら阪神は最下位になってました。どうです、みなさん懐かしいでしょう?「最下位・阪神」って。アタシは全然懐かしくなんかないですけどね。

まぁ阪神は置いておいて、きのう、あの初芝が1500本安打を達成しました。1500本!なんと初芝らしい成績でしょうか。アタシはつくづく、神戸に住んでおきながらヤフーBBスタジアムに行かなかったことを後悔しましたよ。
初芝を語る上で最もふさわしい形容詞は<あの>でしょう。初芝の前に初芝なし。初芝の後にも初芝なし。初芝の定位置まで小坂は走る。とにかく初芝という選手は<○○的な>とか、ましてや<○○二世>などという陳腐な形容詞では語れないほど、初芝道を歩んでいるのです。

初芝は天然だから、という人がいますがそれは違います。あの人は昔からウケを狙っています。かつては『プロ野球選手はしゃべってナンボ』とすら答えていたことすらあります。しかしほとんど彼の思い通りになったためしはありません。なにしろ彼が狙ってしゃべったことは<スベる>のではなく<スルー>されたりするのです。
プレーも現役時代の長嶋のように狙ってファインプレーをしたり、スタンドプレーをしたりするわけではありません。ところが狙ってないにもかかわらず彼のプレーは人々を魅了します。

たとえば三塁のファールエリアにフラフラっとフライがあがったとしましょう。当然サードの初芝はボールの落下点に近づいていきます。まるでボールにあわせるかのようにフラフラっと。
初芝の凄いところはファールフライをとれないことがままあるのです。かといって落球するわけでもありません。なぜならまずボールに追いつきません。もしくは勢いあまって行き過ぎてしまうのですから落球しようがない。そしてボールの落下点には、まるで「お約束」が如くショートの小坂がかまえているのです。

バッティングでも初芝は魅せつづけます。
9回裏2死満塁。一打サヨナラの場面。ここで初芝が打つことは稀です。だからといって点が入らないわけではなく、ちゃんと点は入ってサヨナラになるのです。

・パターン1 デッドボールで押し出し
・パターン2 ワイルドピッチ、もしくはパスボールでサヨナラ

そしてこれからが肝心です。
こんなことがこれからもこんなことが起こるかといえば、可能性は限りなく低いといえるでしょう。
そうです。何がおこるかわからないから初芝なんです。もちろん時には『お約束』もやってくれます。しかし今まで以上に『そんなんありえん!』と思えることをやらかしてくれるのが初芝なんです!

このページをご覧のみなさん、なんとかして初芝を追い込んで、引退できないようにしましょう。アタシは本気で初芝に2000本安打を打って名球会にはいってほしいんです。

みうらじゅんはマイブームという言葉を作った張本人ですが、みうらじゅんも説明していた通り、この頃のアタシの初芝どハマリってマイブームとは違うんですよね。
マイブームってのはあくまで「それを如何にして周知するか」が重要であり、当時のこのサイトのアクセス数では周知なんか出来るわけがない。何しろ毎日のアクセス数がヒト桁ですよヒト桁。
そう考えると、こんな過疎サイトでオモチャにされてる(オモチャにしたつもりはないけど)初芝が不憫だわ。
なーにが2000本安打だ。たかが(初芝)選手が。わきまえなきゃいかんよ。中には立派な選手もいるけどね(初芝ではない)。←この発言が出るまであと数ヶ月!




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