アタシは生まれてから27歳くらいまでずっと関西に住んでいたので、関西弁しかしゃべれません。まぁ仕事関係の人と話す時は多少抑えてしゃべることはありますけど、誰がきいてもまぎれもない関西弁にはかわりありません。
スラングといっても大きくわけて3種類はあると思うのですよ。
・イントネーション
・語尾
・ワード
別にアタシは言語学者でもなんでもないので、正確な区分けがどのようなものなのかは知りませんけど。
イントネーションはもう仕方がないですよ。これを完全に変えることは難しい。関西出身の人でもある程度抑えている人もいるけど、よーく話すとやっぱりどこか変ですからね。
語尾というのは、博多弁でいえば「たい」とか「と」、湘南弁なら「べ」。関西弁は「や」とか「やねん」が有名でしょうか。あと「ん」というのもありますね。たとえば「食べるん?」とか「見るん?」とかね。
ワードというのは、これはさんまのネタですが「ホカして(捨てて)ゆうたら、保管してけつかんねん」というのがありますが、まぁそういうやつです。
最近は関西の芸人が全国ネットのテレビによくでているので、ある程度は通じるのですが、アタシが関西以外の地域に住んでいた時は極力使わないようにしていました。
ただやっぱりおなじ関西人と話す時は、自然とこういうスラングも使ってしまいます。
ただ冷静に考えると、これおかしいやん!みたいなのもあるんです。
たとえば「ウソつけ!」というのや「自分」というのなんか、うっかり関西以外の人に使ったら誤解を招くフレーズですよ。
「ウソつけ!」というのは、「あなたはウソをつきなさい」の命令形ではもちろんありません。でもよく考えたら、そういう意味ですよね。だれも「ウソつくな!」といわないですもん。
「自分」なんて最高に紛らわしい。関西弁で「自分」というのは「あなた」という意であり、複数形は「自分ら」です。これなんかまったく正反対ですもんね。
軍隊物の映画(邦画ね)を観ていると、よく「自分は・・・であります!」みたいなセリフありますよね。たぶん関西でもおんなじだったと思うんだけど、紛らわしくなかったのかな。それとも相手のことを「自分」といいだしたのって戦後のこと?
・・・うーん、わからん。誰か知ってる人教えてくれ。
大雑把に「関西特有のギモン」みたいなネタはココにいろいろあるので読んでみてください。 |
---|
@Scribble #Scribble2004 #関西論 #ことば 方言 単ページ PostScript #明石家さんま #映画 #湘南 #福岡 yabuniramiJAPAN